カウテン, アンドレア
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ハンガリーで生まれ、スイスのバーゼルで学んだピアニスト、アンドレア・カウテンの新録音。シューマンやリストなどロマン派作品を得意としている彼女ですが、このアルバムでは「硬派」なブラームスの第1番の協奏曲を演奏しています。カップリングはあまり耳にすることのないヘルマン・ゲッツのピアノ協奏曲。ゲッツはブラームスより少し後に生まれ、ハンス・フォン・ビューローに学んだ作曲家であり、この協奏曲はブラームスの第2番と同じく変ロ長調で書かれていますが、ブラームスのような「ピアノを伴う交響曲」ではなく、華やかな技法が駆使されたピアノが目立つ作品です。(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM284 |
ハンガリー出身のアンドレア・カウテンは、スイスのバーゼル音楽院で学んだピアニスト。やわらかなタッチによる柔和な響きで、多数のCDをリリースしており、このアルバムでは、クララ・シューマンと彼女の同時代の作曲家たちに焦点を当てた作品を演奏しています。まずライネッケはシューマンとリストも認めた優れたピアニストで、ライプツィヒでシューマンと出会い、後にクララやリストと演奏会を開いて人気を博しました。ロベルトの《主題と変奏》は別名「天使の主題による変奏曲」、又は「幽霊の主題による変奏曲」として知られ、1854年に作曲されたもの。続くクララの《ロベルト・シューマンの主題による変奏曲Op.20》は、クララが慣例通り、ロベルトが家族と過ごした最後の誕生日に捧げた曲。クララの《ピアノ協奏曲》は、彼女が残した唯一のオーケストラ作品ですが、オーケストレーションでロベルトがかなりの部分を手伝ったと言われる二人の“愛の結晶”ともいえる作品。カウテンの選曲は、夫婦のライフ・ストーリーを象徴する作品をさりげなく並べ、聴く人を深淵な愛と音楽の世界へ誘ってくれます。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM315 |