ミハイロフ, マキシム
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ロシア音楽の源流をたどれば、国民楽派であろうとモスクワやペテルブルク派であろうと、グリンカの「カマリンスカヤ」と「イワン・スサーニン」に行き着く。ロシアの音楽家たちの大多数が認めるところです。まだイタリア・オペラの影響も随所に見られる作品ですが、CD1トラック5「ご機嫌よう、一族の人々よ」などの哀愁に満ちた朗吟的歌唱を聞くと、極めてロシア的でもあるというのも肯けるでしょう。それゆえ、ソ連時代にも「皇帝に捧げし命」という社会主義思想に抵触する主題にもかかわらず、オリジナルのローゼン男爵の台本からゴロデツキーの手によってテキストを変更してまでも、演奏され続けたのでした。このCDにはソ連時代の録音を中心に、オリジナル・ローゼン男爵版の一部抜粋を収録しています。(2006/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111078-80 |
ボリショイ劇場のアンサンブルは《エフゲニー・オネーギン》の全曲録音をくりかえしおこなってきました。この録音は36年のネボリシン指揮の盤に続く史上2つめの全曲録音です。ボリショイでは人気歌手が競合し、同じ役を数人のスターたちが交互に歌っていました。録音においてもその競争は続けられ、どちらも歌ったノルツォフ(1900-93)以外は、前年盤のレメシェフに代わってコズロフスキー(1900-93)、ジュコフスカヤに代わってクルグリコワ(1907-82)、ピロゴフに代わってミハイロフ(1893-1971)が歌っています。(山崎浩太郎)(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110216-17 |