バリー, ジョアンネ
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修行時代に大リストにも学んだことのあるメイソンのピアノ音楽は、アメリカ音楽の黎明期、まだヨーロッパに追いつき追い越せの時代を感じさせるもので、19世紀ロマン派サロン音楽の典型といってよいでしょう。とりわけそのことを感じさせるのは「銀の泉」で、ゆったり歌われる主旋律、明瞭なバスライン、華麗なアルペジオの三位一体の完璧さは、この種の作品の中でも最上のものといってよいでしょう(お薦め!)。また「キラキラ星」の主題に、ちょっぴり風変わりな和声で味付けをした微笑ましい「グロテスクな奇想曲」など、その他にも、詩情豊かでツボを突いた小品が目白押しです。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559142 |