シュウォーツ, ベンジャミン(1979-)
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ミキェティンは現代ポーランドで最も忙しい作曲家の一人と見做されています。彼は伝統的な室内楽、管弦楽、声楽曲から、電子音楽まで幅広いジャンルの作品を手掛け、カルト劇場のディレクターであるクシシュトフ・ヴォリコフスキーと20年以上に渡ってコラボレーションを行い、また他の舞台芸術家たちとのプロジェクトにも取り組んでいます。2000年からは映画のサウンド・トラックも手掛け、いくつかの作品はポーランド国内の賞を獲得し、映画界でもなくてはならない人になっています。この「交響曲第2番」は2007年の春、創立60周年を迎えたポーランド作曲家協会の委嘱によって作曲されました。彼が毎年数週間滞在する風光明媚な都市クジニツァで作曲されたこの作品は、バルト海の神秘的な風景の印象と教会からの音などが随所に取り入れられた表現的な大作です。フルート協奏曲はルーカス・ドゥゴシュのために作曲された、テンポが目まぐるしく変化する作品です。(2017/06/23 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD236 |
ポーランドの作曲家パヴェウ・ミキェティンの作品集。映画音楽作曲家としても活躍する彼は、これまでにも新進演出家クシシュトフ・ヴァルリコフスキをはじめとする映画監督のために数多くの作品を書き、ポーランド映画賞などを獲得しています。このアルバムに収録された「チェロ協奏曲第2番」はもともと「無声映画のためのエチュード」として書かれた作品。うごめくようなオーケストラのバックにチェロが不思議な旋律を歌い上げます。ルトスワフスキのチェロ協奏曲に匹敵すると評される傑作です。「オスカル・ダヴィツキへのオマージュ」は緻密な数学的計算をもとに書かれた作品。ミキェティンと同世代のポーランドのマルチアーティスト、オルカス・ダヴィツキへの敬意が表明されており、アタッカでつながれた3つの楽章で構成された大規模な編成を持つ曲です。(2022/01/28 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD281 |
1977年ポルトガル生まれの作曲家ヴァスコ・メンドンサの作品集。彼は作曲家としてスタートした時から「ドラマ、儀式、メカニズム」という3つの強迫観念に取りつかれており、これらは全て連動して自身の作品に影響を及ぼしていると語ります。このアルバムの作品は、全て自分自身への手紙のようなものであり、抽象的な概念と、実際の世界とのギャップを埋めるべく作曲したのだそうです。冒頭のピアノ協奏曲は、圧迫感を与えるピアノを単なる「音の出る機械」として捉えることで威圧感を克服しようとします。3つの部分で構成された「Group Together, Avoid Speech」はグルペンキアン管弦楽団の創立50周年記念の作品。9人の首席奏者たちのために書かれています。「Unanswerable Light」は瞑想的な作品。作曲家の亡くなった友人のための記念碑です。ピアノ協奏曲でソロを務めるのは名手ムラロ。普段は抒情的な演奏をするピアニストですが、ここでは一途にメカニカルな表現を追求しています。(2019/11/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579025 |