コープ, ロナルド(1951-)
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イタリアの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコの合唱音楽は、頻繁に演奏されるとは言い難いのが現状です。しかし彼の幼少時からのユダヤ信仰は、美しい典礼音楽を書かせて当然だったと言えるでしょう。巨匠マリナーが振る「ナオミとルツ」は、作曲家の作品の中でも最もピュアで感動的という評があるほど美しいものです。「聖典礼」は、音楽・演奏とも素朴と言えるほどのシンプルさが、自然な感動を呼びます。オルガン独奏曲に続いて、「死者のための追悼式」の音楽はわかりやすく、本当にきれいです。ヒーリングはやりの今日、宗教の枠を超えてアピールするでしょう。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559404 |
ロンドン、ハムステッドの聖マイケル教会で2010年に初演された合唱曲「氷の山」です。作曲者のコープ(1951-)は、すでにNAXOSから合唱と室内楽の2枚のアルバム(8.572113、8.572578)をリリース、認知度の高まっている人。ここでは彼の本領発揮とも言える児童合唱のための作品をお聴きいただけます。物語はスイスの古い伝説を元にしたもので、4つの季節の流れの中に脈々と息づく命の物語を高らかに歌いあげています。スイス民謡と古い聖歌を取り入れ、神秘さと壮麗さを持ち合わせた音楽は美しさの限り。少年たちの透き通った声は、まさに天上の響きを思わせます。(2011/07/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572777 |
1928年グロスター生まれのマイケル・ハード(1928-2006)はオックスフォードで音楽を学び、1953年から1956年まで英国海兵隊の音楽学校で作曲を教えました。その後は、2006年に亡くなるまで、ハンプシャーで音楽教育と作曲に力を注いだ人です。この「子どものための合唱曲集」は彼が最も得意とした分野で、詩や言葉への鋭い感覚と、歌いやすいメロディが顕著です。何と言っても、演奏する子どもたちの溌剌とした表情がたまりません。聖書の物語がジャズに生まれ変わった「ヨナ・マン・ジャズ」、全編スウィングで歌われる「プロディガル」「スウィング・サムソン」など、さまざまなお話が楽しい音として表現されています。(2011/04/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572505 |
「ハヌカ祭」とは、クリスマスと同時期に行われるユダヤ教の祭りで、もとは異教徒に侵略されたエルサレムの宮殿の解放という紀元前の出来事を祝うものでした。現代においても重要な祭りであり、子供たちはドレイドルというコマを回したりと、楽しい行事でもあります。習慣的に歌われてきた「マオズ・ツール」をはじめとして、ハヌカ祭にまつわる音楽を集めた貴重な記録が当盤です。音楽は基本的に合唱により演奏されています。敬虔な感情に溢れた曲もありますが、特にお薦めはイサークソン作曲の組曲。この打楽器が活躍する管弦楽付きの合唱曲のノリの良さ、ストレートな表現を、素直に受け入れて楽しみましょう。(2005/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559410 |
イギリスの作曲家というと、パーセルやヘンデルら、バロック時代の人か、エルガーやホルストの近現代の人くらいしか思い浮かびません。しかし、1800年代前半にも何人もの音楽家が活躍していました。このマクファーリンはそんな中の一人。若い頃から視力が弱く、50歳になる前に全て光を失ってしまったという苦労人でしたが、パーセル以来最も偉大な英国のオペラ作曲家であり、サリヴァンへの橋渡しとしての存在ともいえる素晴らしい作品を書いた人でした。この「ロビン・フッド」は、同時期の作曲家ウォレスの「ラウリーン」とともに当時の聴衆から賞賛された作品です。義賊として知られるロビンフッドですが、ここではアウトローであった弓の名手が、領主の娘マリアンと恋仲になることで、幸せを手にするというある意味サクセス・ストーリーで、ハッピー・エンドにふさわしい明るい音楽が付けられています。(2011/12/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660306-07 |