シュタートラー, オスカー
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マーラーの最初期の作品の一つであるカンタータ「嘆きの歌」。ドイツの民話やお伽話といったマーラー好みの題材を用い、当時、最も影響を受けていたワーグナー風の斬新な音楽をつけた大作です。もともとウィーン楽友協会主催の作曲コンクール「ベートーヴェン賞」に応募するために作曲されましたが、審査員たちには相手にされなかったため、マーラーは作品に何度も改訂を施し、最終的には自筆譜を作り直さなかったともいわれています。もともとは3部構成でしたが、最初の改定時に第1部をばっさり削除。オーケストラの編成もずいぶん刷新されましたが、最近では削除された第1部を演奏することも多く、コルネウス・マイスターもその例に倣っています。第3部でのオーケストラの狂乱の響きが聴きもの。(2017/08/30 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5316 |