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マイクート, エーリヒ

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    R. シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(ライニンク/ウェーバー/ユリナッチ/ウィーン・フィル/E. クライバー)(1954)

    「ばらの騎士」といえば、晩年のカルロス・クライバーが’94年に来日して磨き上げられた演奏を行い強い印象を残しましたが、その系譜をさかのぼること40年、父エーリヒのタクトによる演奏が、当時の最良のスタイルとして残されています。ヴォツェックを初演したことでも有名な劇場人エーリヒは、常に研ぎ澄まされた劇場感覚を失わず、この「ばらの騎士」においても、会話のように交わされる音楽や男女の機微を表現した歌を、弛むことなく紡ぎだしています。往時の名歌手、中でもギューデンとライニングらの甘美な声が比較的よい状態で残されているという点でも、特筆されるでしょう。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111011-13

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    J. シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」(シュヴァルツコップ/ゲッダ/フィルハーモニア管/カラヤン)

    1955年にカラヤンがベルリンフィルの常任指揮者としての任を受けたその年に録音された記念すべき「こうもり」。ゲッダ、シュヴァルツコップフ、シュトライヒと言った豪華メンバーに加え、ウィーン訛りも粋なクンツを脇に従え、まだいくばくかの若さを残したカラヤンがタクトを取りました。後年のやや恣意的な情緒を表現した演奏に比べ、端正さと緊密さが光ります。一方、歌手達は巧みにずっこけた酔漢達の浮かれ騒ぎを演じており、その洒脱さは果たして芸なのかどうかと疑わせるほどです。ゲッダ扮するアイゼンシュタインが、舞台裏で一節ながら見事に歌うヴェルディのアリアは、はてさて・・・。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111036-37

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    ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(シェフラー/エーデルマン/ギューデン/シュールホフ/ウィーン・フィル/クナッパーツブッシュ)

    第2次世界大戦後おそらくは48年から61年にかけ、クナッパーツブッシュはおもにミュンへンを中心に、精力的に「マイスタージンガー」を取り上げました。即興的とも言われる自在なゆらぎと、旋律線や楽器ごとの声部の色分けに心を砕く彼の音楽は、その指揮法ゆえ必然的にテンポが遅くなると言われ、それが彼のトレードマークともなっています。しかしこのウィーン盤は代表的な録音であるバイロイト盤と異り、ミュンヘン盤に次ぐ快速のテンポで振られています。(52年バイロイト盤の前奏曲は9分38秒、55年ミュンヘン盤は約8分33秒)闊達で洒脱な指揮ぶりも可能であったクナのもう一つの面を聴くことが出来ます。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111128-31

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    ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(バイロイト祝祭管/カラヤン)(1951)

    1951年にバイロイト音楽祭が第2次世界大戦後はじめて再開されたとき、EMIが収録したライヴ録音です。ちょうどSPからLPに移行する時期だったので両方の方式で発売されましたが、このCDは名覆刻者オバート=ソーンがオリジナルのLPから覆刻したものです。若きカラヤン(1908-89)の颯爽とした進行、戦後最高のザックス歌いのひとりエーデルマン(1917- )を中心とする歌手陣もそろっています。終幕の有名なザックスのドイツ文化賛歌のヤマ場、「ヴァス・ドーイチュ!」の一言で思わず声を震わせるエーデルマンが感動的です。(山崎浩太郎)(2003/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110872-75