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ブロトンス, サルバドール(1959-)

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    アマルゴス/ベルトラン/ファブレガス:吹奏楽作品集(カタロニアの吹奏楽作品集 2)(キャンプス/バルセロナ・シンフォニック・バンド/ブロントス)

    第1集(8.573547)の大人気を受けて作られた「カタロニアの吹奏楽作品集 第2集」。今作でも指揮者ブロトンスは現代カタロニアの作曲家たちの作品を紹介、これらは全て世界初録音となります。モンサルバーチェの「日曜日の音楽」はタイトル通り、カタルーニャ音楽堂で毎週日曜日の午後に行われたコンサートのために書かれた作品。ユーモラスな第1楽章から祝祭的ムードの漂う第3楽章まで、打楽器セクションが充実した音楽です。アマルゴスの「Jocs tematics」は“テーマ別のゲーム”とでも訳される作品。断片的に現れるテーマが次第にまとまっていくというユニークな曲です。エリセンダ・ファブレガスはカタロニアを代表する女性作曲家。現在はソウルに住み、後進の指導を行っています。「交響曲第1番」は勇壮なファンファーレで始まる印象的な第1楽章、抒情的な第2楽章、躍動的な第3楽章を経て、熱狂的な終楽章へと進んでいきます。最後に置かれた、コントラバス協奏曲の形をとるベルトランの作品は、5つのセクションで構成されており、コントラバスの音色が存分に生かされています。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573915

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    オルトラ/ガレータ/ムラレダ:カタロニアの吹奏楽作品集(バルセロナ・シンフォニック・バンド/ブロトンス)

    スペインの自治州カタロニアで活躍する「バルセロナ・シンフォニック・バンド(バルセロナ市立吹奏楽団)」は1886年の創設以来、100年間に渡り、カタロニアの音楽の歴史と共に進化し、交響楽団が設立される以前から、この都市の音楽の普及に貢献してきました。年々レパートリーは拡大し、地元の作曲家たちの書いた交響曲の多くも、吹奏楽に編曲された形で初演されています。このアルバムは3曲の世界初演となる作品を収録、どれもが20世紀のカタロニア音楽の代表的なサンプルであり、この地の伝統楽器も含んだ特徴的な響きも楽しむことができます。カタロニアの中世風景を反映させたオルトラの「焚き火」、ガレタの作品は、本来なら民族楽器のフラビオルを使うはずだったのですが、当時の楽団にはこの楽器がなく、とりあえずはピッコロで代用し初演を果たしました。この録音では、もちろんフラビオルが使われています。楽団員としても活躍したモラレーダの組曲は、中世の騎士の物語を描いた華やかで壮大な作品。2008年から楽団の常任指揮者を務めているブロトンスの演奏です。(2017/01/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573547

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    グラナドス:スペイン舞曲(管弦楽曲編)(バルセロナ響&カタルーニャ管/ブロトンス)

    グラナドスの代表的なピアノ作品「スペイン舞曲」全12曲の、実に見事なオーケストレーションの登場です。元々のピアノ版が、華麗なピアニズムを展開するというよりも、スペイン情緒たっぷりのメロディーやハーモニー、そしてリズムを、あまり飾り気なしに奏でていくといったタイプの曲であったため、当編曲もオーケストラ曲として無理や衒いのない、自然な仕上がりとなっています。賑やか系の楽曲も良いですが、「オリエンタル」や「アンダルーサ」の通称でも親しまれる第2・5曲などの、メロディアスでセンチメンタル系の楽曲は、特に素晴らしい出来映えで、泣かせてくれます。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555956

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    セーラ:管弦楽作品集(エル・バレス響/ブロトンス)

    国際的にはほとんど無名でも、ホームグランドのカタロニアでは超有名、というセーラの音楽の特色は、抒情味豊かでちょっと甘口の映画音楽風といったところでしょうか。もちろんスペインの民俗色はふんだんに盛り込まれており、鄙びた雰囲気に溢れていますが、かといって野暮ったくなり過ぎないバランス感覚が絶妙です。ヴィルトゥオジックで華麗な独奏ピアノとオーケストラの双方が大いに活躍する「変奏曲」、センチメンタルで濃厚な旋律の歌わせ方が泣かせてくれる「ロマンティカ」、あるいは終結部での熱狂的な盛り上がりがカッコイイ「アンダルシアの祭り」など、なかなか多彩な作品が収録されています。(2002/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555871

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    ブロントス:交響曲第5番「我らの世界」/オーボエ協奏曲(アルナル・ゴンザレス/パルマ市バレアレス響/ブロントス)

    バルセロナの音楽一家に生まれ、父からフルートを学び、バルセロナ音楽院でフルートと作曲を学んだブロトンス(1959-)。1985年にフルブライト奨学金を授与されフロリダ州立大学に留学、やがて作曲家として125以上の作品を創り、これらは様々な賞を受賞するなど高く評価されています。また1991年からはバンクーバー交響楽団の音楽監督、指揮者として活躍、他にもいくつもの交響楽団と素晴らしい仕事をしています。そんな彼の交響曲第5番は、私たちの現代の世界を描いた問題作です。4つの楽章には、どれも「人間の弱点」が描かれ尽くされ、曲の最後にようやく希望が見出されるというもので、聴いていて何となく落ち着かなくなるのは、まあ、仕方のないことなのかもしれません。穏やかさと皮肉さが同居する「オーボエ協奏曲」は一瞬プーランクの軽妙な世界を彷彿させることでしょう。17歳の時に初稿を書いた「4つの小品」は、スペイン国立管弦楽団主催のコンクールで受賞した作品。彼の名を高めるきっかけとなった躍動感あふれる音楽です。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573163

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    ブロントス:交響曲第6番「コンサイス」/復活/オブスティネシー/移民のバラード(バルセロナ・シンフォニック・バンド/ブロントス)

    バルセロナ生まれの現代作曲家ブロトンスの吹奏楽作品集です。彼の作品は、破滅と再生をモティーフにしたものが多く、前作の交響曲第5番「我らの世界」(8.573163)も壮大なテーマを内包したものでしたが、今回の「復活」はそれ以上に強いメッセージを持った作品です。これはブロトンス(1959-)の最初の吹奏楽作品で、書かれた時期は初期のものですが、彼の作品の中でも一番演奏されている曲の一つといえるでしょう。緊張に満ちた戦いの場面から、ゆったりと再生していく希望と平和を描いた場面のコントラストが美しい絵画のような作品です。交響曲第6番も吹奏楽のための作品で、タイトルの「コンサイス」とは簡明、簡潔の意味を持ち、全曲も比較的短くきっぱりとした風情を有しています。これは2012年のバレンシアにおけるバンドコンテストの自由曲として作曲されました。「オブスティネシー」はその名の通り、しつこく絶え間ないリズムの反復が特徴的です。最後の「移民のバラード」はカタルーニャの民謡がスペインの民族楽器テノーラ(オーボエの一種)で美しく印象的に奏され、以降様々に形を変えて歌われていきます。(2015/03/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573361