ニュークヴィスト, アリソン
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“太陽王”ルイ14世(1638-1715)。72年間王位に就き、フランス王朝の最盛期を築いた王として知られています。最も影響力の大きかったのは1680年代であり、巨大な富を投じて建立したヴェルサイユ宮殿では毎夜瀟洒な舞踏会が開催され、多くの貴族たちが踊りに明け暮れました。王自身も「芸術の庇護者」としてリュリをはじめとした多くの音楽家たちを擁護していました。また舞踏も巧みで、メヌエットを宮廷舞踊に取り入れたことでも知られています。このアルバムは、ルイ14世の王宮で活躍していた音楽家たちの作品を集め、バロック様式の芸術が表現しようとしていた人間の感情の深みを探求、親密な世界の音を再現します。17世紀後半から18世紀前半の雰囲気を伝えるトラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボの柔らかい音色も魅力的です。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573814 |
20世紀後半以来、古楽器演奏シーンを世界的にリードしてきたクイケン兄弟の末男で、近年は世界各地の古楽器オーケストラとの関係もますます深めつつあるベルギーの名匠バルトルド・クイケンは、近年アメリカ随一の古楽器集団インディアナポリス・バロック・オーケストラと手を組み、NAXOSからも着々と音盤をリリースしています。これまでリュリ、マレ、ラモー、ブラヴェ、ルクレール・・・とフランスの作品が多かったのですが、今回はテレマン・・・それも、ただこの作曲家の作品を雑多に集めるのではなく、その作風の広がりと半世紀以上にわたる活動の変遷がわかるよう、最初期から晩期にいたる多様な作品が集められています。長大かつ簡潔な協奏曲TWV54:D1など中期の充実度もさることながら、亡くなる直前に書かれた「シンフォニア・メロディカ」は作風の集大成と新たな展望が半ばする稀有な逸品。他の収録作の作曲様式もまちまちで、聴き深めるほどに演奏陣の本気度に気づかされることでしょう。インディアナポリス・バロック・オーケストラの引き締まった編成からくりだされる泰然自若の演奏表現にも、ソリストとしてのみならず指揮者としても深まりをみせるバルトルド・クイケンの才覚が感じられます。なお解説文も指揮者自身が手掛けています。 *輸入国内仕様盤には日本語解説付き。(2020/07/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573900 |