コジーネク, トマーシュ
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1791年9月6日にプラハ王としての戴冠式を行った神聖ローマ帝国の君主、レオポルト2世。この当時、オーストリアは東西から脅威にさらされており、国を統治するのは大変困難でしたが、レオポルト2世は質素な生活を続け、外交関係での緊張が続く中、在位2年という短い期間で様々な改革を行ったことで知られています。モーツァルトやサリエリを冷遇したとされていますが、この戴冠式のために、ボヘミア政府はモーツァルトに「皇帝ティートの慈悲」の作曲を依頼しています。このコジェルフのカンタータも同時に依頼され、初演時には大成功となり、その翌年の1792年6月、すでにレオポルト2世はこの世を去っていましたが、コジェルフはボヘミアの宮廷楽長の職を手にすることになりました。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573787 |
ボヘミア(現チェコ)に生まれ、ドレスデンを中心に活躍したゼレンカ。当地の宮廷楽団で長年楽長代理を務めていた彼ですが、結局楽長の地位は得られずじまいでした。本作は晩年に大病を患ったさい、快癒した暁には神にミサを奉納する、と誓願したゼレンカが実際に快復後に作曲した作品。合唱のほかに4パートのソリストと管弦楽を伴う大編成で、演奏時間も約70分を必要とする大がかりなものです。ゼレンカと同じくチェコ出身のヴァーツラフ・ルクスが自国で組織した古楽器集団による、精緻な演奏でお楽しみいただけます。2011年に『サライ』大賞(音楽部門)を受賞。(2018/09/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA355 |