エルザッカー, ヤン・ファン
Search results:2 件 見つかりました。
cpoのシリーズ「ハンザ同盟の古都の音楽」第2集。今作のテーマはグダニスク(ドイツ名ダンツィヒ)です。ドイツ騎士団の支配下で近代化され経済成長したこの街には、ドイツからの移民やドイツ商人、ユダヤ人たちも集まり1361年にハンザ同盟の正式な貿易加盟都市となりました。その後はポーランド王国の庇護を得て更に発展しましたが、18世紀には戦争によって街は衰退。さまざまな国の支配下に置かれ、現在はポーランド最大の港湾都市として繁栄しています。このアルバムには17世紀グダニスクの知られざる宗教作品を中心に収録。オルガン曲や合唱曲、大天使ミカエルの戦いを描いた作品など、激動の時代を反映しながらも魅力的な曲を聴くことができます。この分野の第一人者マンフレート・コルデスとヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルによる演奏で。(2024/05/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555647-2 |
作曲者には失礼ですが、仮にこのミサ曲がもっと有名な人物によって書かれたなら、それだけで演奏回数が増える筈。それ位、曲の実質は優れています。前奏なく、いきなり歌詞で始まるキリエの快活な冒頭と、悲痛な表情に満ちた2を聴いただけで、もっと先に進みたくなり、グローリアやクレドの合唱曲の充実ぶりには驚くのみです。ヴェネチア出身の作曲家を父にもつ息子フィオッコは、ブリュッセルを中心に18世紀前半に活躍。イタリア、フランス、フランドルの音楽がバランスよく同居する作風がよくわかります。今日のベルギーの演奏家たちの演奏も素晴らしく、特に合唱団はベスト・フォームにあります。(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557120 |