マン, ポール
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【ウジェーヌ・イザイのヴァイオリン協奏曲、世界初録音!】ベルギーのヴァイオリニスト、指揮者、作曲家のウジェーヌ・イザイ。ナタン・ミルシテインが「ヴァイオリンの王」と呼んだイザイの演奏は、何世代にもわたる音楽家たちに影響を与えてきました。作曲家としてもヴァイオリンのための作品を数多く残し、そのどれもが高い音楽性と、独自の作風による超絶技巧を駆使したものですが、あまりにも演奏が難しいためか、その全てが知られているわけではありません。このアルバムには1885年から1924年までに書かれたヴァイオリンとピアノのための作品と、近年、ルーマニアの作曲家サビン・パウツァによってオーケストラ・パートが補筆された「ヴァイオリン協奏曲イ短調」を収録。「ロマンティックな小幻想曲」を除き世界初録音となります。演奏するのは、ルーマニアを拠点に活躍するシェルバン・ルプー。イリノイ大学で25年間教職に就くとともに、サンフランシスコ・オペラのアソシエイト・コンサートマスターを務めるなど各方面で活躍。TOCCATA CLASSICSレーベルでのハインリヒ・ウィルヘルム・エルンストやエネスクの録音が高く評価されています。(2021/10/15 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25222 |
英国の作曲家エルコックの作品集第1集。10代から個人的に作曲を始めたエルコックですが、音楽界には足を踏み入れることなく、ただ一人で荘厳な交響曲のスタイルを作り上げたました。シベリウスやニールセン、ブライアンなど過去の伝統を踏襲しながらも、第3交響曲での激しいエネルギーの放出など、予想もつかない展開を見せることもあり、片時も耳を離すことができません。暴力的な響きの中でチェンバロが古典的なメロディを奏でる「Choses renversees~」、明るく開放的な「祝典序曲」と様々なスタイルを味わうことができます。(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0400 |
第1集(TOCC0263)も好評だった、エジンバラの作曲家、チャールズ・オブライエン(1882-1968)の管弦楽作品集の第2集。このアルバムに収録されているのは、数々の交響詩と序曲です。シューマン風の趣きを持つ演奏会用序曲「春へ」と、リスト風の荒々しさを持つ「吟遊詩人の呪い」、これらは交響詩と呼んでも差し支えないほどの充実した内容を持っています。そして軽妙な2つの小品「マズルカ」と「子守歌」をはさみ、オブライエンの本領発揮とも言える組曲「スコットランドの情景」が続きます。哀歌に始まり、色彩豊かな舞踏のコントラストのはっきりしたこの作品は、時折エルガーを思わせる雄大な雰囲気を持っています。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0263 |
エディンバラ出身の作曲家、チャールズ・オブライエン。管弦楽作品集第3集となるこのアルバムでは、第1集にも収録された「エランゴワン」序曲の別ヴァージョンで幕を開けます。彼が愛したウォルター・スコットの小説「ガイ・マナリング」に楽想を得たこの作品。開始部分や、主旋律の素材は第1集のOp.12とほぼ変わりませんが、こちらの方が4分ほど短く、また全体の印象がどことなく違います。細部のこだわりの違いを探すのも聞き比べの楽しさでしょう。他の2つの曲集「ワルツ組曲」と「ユモレスク組曲」はどちらも自然の美しさを賛美した曲で、とりわけ「ワルツ組曲」での優美さが印象的です。(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0299 |
エディンバラの作曲家、チャールズ・オブライエン(1882-1968)。以前、TOCCATAレーベルからリリースされたピアノ曲集(TOCC-256)での明快な作風で、この知られざる作曲家に対して親密な感情を抱いた人も多かったのですが、今回の管弦楽作品集は、一層聴き手に歓びを与えることでしょう。明るさが爆発するような「エランゴワン」序曲は、至るところにスコットランド民謡の香りがします(ちなみにエランゴワンとは、ウォルター・スコットの小説「ガイ・マナリング」に登場する家の名前です)。「交響曲 ヘ短調」も勇壮な楽想を持つ聴き応えのある作品です。古典的な作風を用いているため、第2楽章にはメヌエットが置かれていますが、こちらもどことなく憂愁に満ちた渋めの音楽です。抒情的な第3楽章を経て、最後はノリノリの終楽章が待っています。パワフルなリエパーヤ交響楽団の演奏もGOODです。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0262 |
1960年生まれの南ウェールズ出身の作曲家、ロバート(ロブ)・キーリー(1960-)は幼い頃からロンドンの音楽的な生活に親しみ、様々なジャンルから影響を受けてきました。彼の「交響曲第2番」は尖った所もありつつも牧歌的な作品で、時折、ストラヴィンスキーの鋭角的なメロディやティペットのようなの浮遊するリズムが聴こえてきます。「フルート協奏曲」ではフランス流の新古典主義への傾倒をあっさりと告白しており、三重奏曲では、テレマンのテイストがあることも明らかにしています。また、彼の最近の交響楽作品では、“敬愛するエルガー”の「エニグマ変奏曲」がモデルとなっていることも公表しています。キーリーはこういった直接的な刺激を取り入れながら独自の作品に昇華させ、見事な音楽語法を創り出し、明確さと軽めのタッチ、ダンスやユーモアへの関心を示しています。「オーケストラのための変奏曲」は、実はこのアルバムの他の曲の録音修了後にスペイン南部のマラガで完成され、ヨーロッパの反対側のリエパーヤで録音し、急遽、追加収録したとのことです。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0462 |
イギリスの世界的名ヴァイオリニスト、シドニー・グリラーを父に持つ作曲家アーノルド・グリラーの管弦楽作品集。第3集となるこのアルバムでは2017年から2018年に書かれた3曲の最近の作品と、最も初期の1955年に書かれた「合奏協奏曲」を収録。エキサイティングな楽想と情緒豊かな楽想がバランス良く配置された個性的な作品が並びます。「ヴァイオリン協奏曲」はTOCCATAレーベルの主宰者マーティン・アンダーソンの亡き妻ヨディットのために書かれた作品。ベルクのヴァイオリン協奏曲を思わせる深い哀悼の意に満ちています。他には、活気ある「トランペット協奏曲」、ストラヴィンスキー風のリズミカルな「秋空の下でのダンス」が収録されています。(2021/01/15 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0590 |
20世紀に活躍したドイツ人作曲家の中では、全くその名が知られていないヨーゼフ・シェルプ。彼はジュネーヴで音楽を学び「リストの弟子」としての華麗な経歴をスタート。同時にフライブルク音楽院の教師としても活躍、第一次世界大戦中には作曲家としての名声も勝ち得ていました。しかし1942年に爆撃によって初期の作品が全て消失。一時は落胆したものの、その後復帰。ヒンデミットを思わせる新古典的な作品や、バルトーク風の力強い曲を次々発表。82歳で亡くなるまで、その創作意欲は衰えることがありませんでした。この第1集には晩年に書かれた3つの作品を収録。どこか懐かしい曲想を持つ「オーケストラのための音楽」が聴きどころです。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0426 |