リンケヴィチウス, ギンタラス
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技巧派ピアニストとして知られるパレイの求めに応じて、シアトル生まれの女流作曲家シルヴァーが作曲したのがこのピアノ協奏曲ですが、そんな経緯もあって内容の方はパワフルそのものです。ピアノパートが極めてヴィルトゥオジックな書法に貫かれる一方、オーケストラも大変に凝った作りとなっており(特に鐘などの打楽器の効果的かつ刺激的な用法は印象的)、結果としてエモーショナルな表出力は大変に高いレヴェルにあります(調的要素も多分にあり)。当盤で独奏を担当するのももちろんパレイその人、実に熱のこもった激烈な凄演を聴かせてくれます。よく歌うカッコいい音楽をお求めの向きにはお薦めですゾ。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557015 |
常に民族音楽と現代音楽の融合を図るリトアニアの作曲家、バヨラスの作品集です。このアルバムに収録されている3つの作品は、どれも個性的で独特の妖しげな雰囲気を持っています。自作のオペラ「神の子羊」からテーマを転用した「シンフォニー・ディプティック」は管楽器を多用した力強い作品。ワーグナーの楽劇からの引用も聞こえてきます。ロマンティックなヴァイオリン協奏曲ではリトアニアの歌が引用されます。そして、バヨラスの母を偲んで書かれた「エクソダス Ⅰ」は打楽器の多彩な響きが印象的な作品。1994年に一度上演されるも、2004年に曲の形を変更し再演。斬新な響きで聴衆を魅了したことで知られます。(2009/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570758 |