ヴァーレク, ウラディミール(1935-)
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ハンガリーに生まれ、その後半生をアメリカで送ったバラティの、非常にパワフルなオーケストラ曲による1枚です。「アルプス交響曲」といえば、R.シュトラウスの同名曲が思い起こされますが、楽曲の内容はかなり対照的ともいえ、アルプスの偉容を綴った音楽ではあっても直接的な描写的要素は余りなく、作曲当時スイスに滞在していた作曲者自身のエモーショナルな体験がぶつけられた、といった感のある音楽となっています。「闇の歌」は、作曲者自身が娘を亡くした悲しみを綴った音楽と語っていますが、確かにペシミスティックな雰囲気に満ちており、終結部の圧倒的盛り上がりにも、肺腑を抉るような痛ましさがあります。(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559063 |
チェコの現代作曲家、フルニークの作品集。ロックとクラシックのテイストを融合させ、ユニークな作品を作り上げることで知られる彼、このアルバムでは「フランク・ザッパの主題による変奏曲」など、楽しい作品が並んでいます。演奏しているのは、現在チェコを代表するアーティストたち。なかでもサクソフォンを担当する2人は、ザッパの名曲「LUMPY GRAVY」からのメロディを軽やかに吹き、オーケストラの壮大な音色に対抗するかのような巧みな演奏を繰り広げます。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0177 |
20世紀チェコで活躍した作曲家オトマール・マーハ。1962年にチェコスロヴァキア放送の最初の音楽監督に就任、音楽番組の制作を行いながら、作曲活動を行いました。作品は交響詩や歌、室内楽作品から、テレビ番組用の音楽など多岐にわたり、とりわけ合唱曲は広く人気を誇りました。前衛的な作風ではなく、どの作品も聴きやすく親しみやすい雰囲気を持っています。1990年に初演されたオラトリオ「チェコの父なる大地」は彼の代表的な作品で、不気味な音の連続(まるで大地を揺り動かすような)によって幕を開ける劇的な物語を楽しめます。色彩的な「変奏曲」、激しいヴァイオリンの慟哭が印象的な「ヴァイオリン協奏曲」と、どれもが聞きごたえのある曲です。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0026-2 |