ザンデルリンク, クルト(1912-2011)
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Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCAPRICCIOは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。様々なジャンルの名盤がありますが、この10枚組にはCAPRICCIOレーベルが得意とする初期古典派の作品から近代までの交響曲を収録。この中にはシャーンドル・ヴェーグが指揮するカメラータ・ザルツブルクのモーツァルトをはじめ、ネヴィル・マリナーとアカデミー室内管弦楽団によるウィリアム・ボイスの交響曲集や、ベストセラーを記録したヘルベルト・ケーゲルとドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェン、弦の響きの美しさで知られるサンデルリンクとベルリン交響楽団のブラームス、ジェイムズ・コンロンとバイエルン放送交響楽団によるシュルホフなど、膨大なカタログの中から素晴らしい演奏が選ばれており、レーベルの歴史を俯瞰するものとしても貴重なBOXとなっています。(2022/05/13 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C7388 |
(2011/09/14 発売)
レーベル名 | :ICA Classics |
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カタログ番号 | :ICAD5042 |
ドイツの名指揮者クルト・ザンデルリンク(1912-2011)。10歳からケーニヒスベルクのギムナジウムで音楽を学び、1931年、19歳でベルリン市立歌劇場のコレペティートルになりますが、ナチスの迫害を受けソヴィエトに亡命。ここでモスクワ放送交響楽団でアシスタント指揮者として研鑽を積むこととなります。その後はモスクワで名声を高め、1941年にはレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の第一指揮者に就任し、1958年にはオーケストラに帯同して来日しました。1960年には東ドイツに帰国、ベルリン交響楽団の芸術監督、首席指揮者に就任してからは、このオーケストラの技術を飛躍的に高めたことで知られています。その後はシュターツカペレ・ドレスデン、フィルハーモニア管弦楽団と共演を重ねながら、ベルリン交響楽団や読売日本交響楽団とも共演、2002年に指揮活動から引退を表明するまで素晴らしい演奏を繰り広げました。ブラームス、チャイコフスキーやラフマニノフ、マーラーなど後期ロマン派の重厚な作品を得意としたザンデルリンクですが、あまり録音に積極的でなかったため、一部の録音でしか彼の演奏を聴くことはできませんが、そのどれもが豊かな感受性に彩られた情熱的な表現で知られ、とりわけ弦楽器の響きの美しさには定評がありました。このシュトゥットガルト放送交響楽団との演奏では、若い頃から得意としていたラフマニノフとムソルグスキーが取り上げられており、「ラフマニノフのオーソリティ」として称えられたザンデルリンクの揺るぎない解釈を存分に聴くことができます。SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19050CD |
この10枚組BOXには南西ドイツ放送が所有する、12人の伝説的な指揮者の1955年から2010年までの録音がまとめられています。南西ドイツ放送交響楽団(ドイツ語: SWR Sinfonieorchester)は、ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州にある南西ドイツ放送所属のオーケストラ。その歴史の中で何度も名称を変更しながら、2016年に合併し、現在ではSWR南西ドイツ放送交響楽団として活動しています。オーケストラは長年にわたり、多くの伝説的な指揮者と共演、彼らは首席指揮者として指揮を執ったり、時には客演指揮者として招かれたりして数々の名演を生み出してきました。この10枚組のCDでは、20世紀を代表する指揮者たち12人の演奏を、オリジナルマスターテープからの良質な復刻でお楽しみいただけます。※各オーケストラ名には当時の名称を原語にて併記してあります。(2022/10/14 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19432CD |
【初出!ザンデルリング&ニュー・フィルハーモニアのショスタコーヴィチ10番、コンドラシン&ロイヤル・フィルのイスラメイ!】ザンデルリング指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第10番といえば、1977年ベルリン交響楽団とのセッション録音と、1978年フランス国立管弦楽団とのライヴ録音などが知られますが、それらより前となる1973年のライヴ録音が登場します。当時首席客演指揮者の座にあったニュー・フィルハーモニア管との録音は、1980年代に入ってからのベートーヴェンなどがよく知られますが、今回のライヴはその経歴初期のものとはいえ両者のコミュニケーションは万全。重心の低い音楽運びはザンデルリングならではですが、第1楽章や第4楽章クライマックスでの凄まじい巻き上げや、第2楽章の緊張感などは素晴らしいもので、終演後の拍手も熱狂的。カップリングはコンドラシン指揮による「イスラメイ」というもので、ここに収録されたカゼッラ編曲版はソヴィエト時代から彼のレパートリーであったようですが、録音のリリースは初めてのようです。色彩感豊かで非常に細やかなオーケストレーションを整然とまとめつつ、疾走するようなクライマックスへと導くコントールはさすがの一言。良質なステレオ録音で、BBCに残されたオリジナル・テープから、ヒストリカル音源の復刻で高い評価を得ているポール・ベイリーがデジタル・リマスター。これらの演奏の魅力を最大限引き出す素晴らしい音に仕上げています。(2023/02/24 発売)
レーベル名 | :ICA Classics |
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カタログ番号 | :ICAC5171 |
(2009/04/01 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C49284 |