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ネリー・メルバ:アメリカ完全録音集 2(1909-1910)
100オーストラリア・ドル紙幣に肖像が刻まれている程の名歌手、ネリー・メルバ(1861-1931)。彼女は、伝説的名教師として知られるマティルデ・マルケージから19世紀歌唱法を徹底的に叩き込まれ、その美学を貫いた人です。パッと聞いただけでは、今日のドラマティックな歌唱とあまりに違うので戸惑うかもしれませんが、しかしよく耳を傾けて聞いていると、彼女以外の誰にもなしえない上品で豊かな薫り、スラリとした気品高い歌にすっかり心奪われてしまうことでしょう。このCDには1909年から1910年の米国録音を集めています。当時メルバは40代の末、歌唱はあらゆる点で完成の域の見事なもの。メルバ自身がピアノを奏でている録音や、名フルート奏者、ジョン・レモーネがオブリガートをつけている録音もあり、たっぷり楽しめます。(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110335 |
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ネリー・メルバ:アメリカ完全録音集 3(1907-1916)
百年前の大プリマドンナ、ネリー・メルバ。彼女が巻き起こした熱狂は、今からは想像できないでしょう。現代のオペラ歌手の押しの強いものとは異質の、浮世離れした声は、あたかも神々しい女神が歌っているかのように崇高に響きます。聞いているうちに天上の楽園へと誘われるような気分にとらわれます。このCDには、40代末のメルバの円熟した歌唱が聞けます。指揮者クーベリックの父で世界的大ヴァイオリニストだったヤン・クーベリックとの共演も豪華!(2005/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110336 |
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J.S. バッハ/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(クライスラー)(1915 - 1945)
フリッツ・クライスラー(1875~1962)の録音から、最初と最後の協奏曲の録音を含む4曲を収めたものです。最初の録音、バッハはおなじく名ヴァイオリニストのジンバリストとの共演。最後の録音はかれが昔、ヴィヴァルディ作と偽って発表した自作でした。音楽史的には犯罪的な「捏造」でしたが、今となってみれば、古今最高のヴァイオリニストのひとりによる、貴重な協奏曲作品です。クライスラーが録音したモーツァルトの協奏曲は第4番だけでしたが、これはその2回目の録音となるもの。パガニーニは、第1楽章のみをクライスラーが編曲した版によっています。(山崎浩太郎)(2001/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110922 |
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ジョン・マッコーマック・エディション 5 - アコースティック録音集(1914-1915)
ビクトリア時代から20世紀のレパートリーを幅広く取り上げ、民謡にも秀でてポピュラー音楽もうたいこなしてしまう・・・・そんな多彩で冒険好きで現代的な歌手マコーマック。彼の滑らかで無理のない歌声は今聞いても全く色あせることがありません。そしてここに収録されたいくつかのアリアでわかるように、彼はヴェルディ・テノールとしても最良の声を備えていたのです。(2007/12/12 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111315 |
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ジョン・マッコーマック・エディション 6 - アコースティック録音集(1915-1916)
驚異的なレパートリーを誇るマッコーマックの神髄を聴きたければこのアルバムを。トスティの歌曲から名も知れぬ小品まで、どの歌もあますことなく丁寧に歌いあげているのは見事と言うほかありません。チャーミングで濃厚。聴き手の心に甘い疼きを残します。(2008/06/11 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111316 |
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ジョン・マッコーマック・エディション 7 - アコースティック録音集(1916-1918)
アイルランド生まれの大歌手マッコーマック・エディションの第7集です。有名なマイスタージンガーの「朝はきらめき」(英語訳)を含むこの録音集からは彼の愛国精神や、人の心を動かす感情表現の全てが伝わってきます。(2009/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.112018 |
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