ストルゴーズ, ヨーン(1963-)
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ONDINEレーベルが力を入れているラウタヴァーラ(1928-)の録音、今回は全てが世界初演である声楽作品集です。バリトンのための歌曲集のテキストは11世紀から12世紀に活躍したペルシアの詩人、ウマル・ハイヤームの四行詩集「ルバイヤート」から採られた教訓的なもので、この作品はジェラルド・フィンリーのために書かれています。ロルカのテキストに基づいて書かれた大規模な「バラダ」、ラウタヴァーラが若い頃からシリーズとして作曲している「カント」の最新作「心の光に」、自身の歌劇「ラスプーチン」からの編曲である4つの歌曲と、どれも最近のラウタヴァーラの作風を象徴するような神秘的な音楽の中に劇的要素が込められた興味深い作品を、2015年までヘルシンキ・フィルの首席を務めたストルゴーズによる演奏で。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1274-2 |
彼によると、「私の音楽の根源はすべてファロエズの民謡によるものだ」ということですが、実際にそのようなメロディを聴きとるのは至難の業です。なぜならば、その歌はばらばらにされて現代的に組み替えられているから。断片すら私たちの耳には届くこともないでしょう。しかしながら、ラスムセンの音楽を聴くと様々なイメージが目の前に浮かびます。偏在する大西洋、砂丘、島を渡る厳しい風、それは彼が幼いころに過ごしたファロエズの光景と重なるものです。このアルバムは弦楽のための作品集。世界初演録音を含みます。(2008/01/16 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226044 |
フェロー諸島で生まれ、ある時期はノルウェーに住み、現在はコペンハーゲンとフェロー諸島を行き来しているという作曲家ラスムッセン(1961-)。生まれ育った島には音楽的な訓練を受ける施設はなく、祖母から譜面の読み方を学んだと言います。一時期はジャズの影響を受け、電子音楽にも興味を持った彼は、1995年に最初の交響曲「Oceanic Days」に着手します。この作品は北欧評議会の音楽賞を受賞、他の財団からも補助金を受けるなど高い評価を受けると同時に、ラスムッセンの将来も期待されることとなりました。その後は順調に作曲活動に勤しみ、数多くの作品を執筆。この交響曲第2番はノルウェーの神話に基づいた大規模な作品で、全ての世界を司る架空の樹、ユグドラシルにまつわる物語が描かれた神秘的で力強い音楽に満たされています。ラスムッセンの良き理解者ストルゴーズによる世界初演時の録音です。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226175 |
フェロー諸島出身の作曲家ラムスセン(1961-)の作品集です。彼の生まれ育った島には音楽教育を受ける場がなく、彼は祖母から楽譜の読み方を習ったと言います。独自の作風に基いたその作品は時として難解ですが、根底には極めて民族的なメロディが宿っていると言われています。この室内楽作品集には、様々な楽器を用いた曲が集められており、そのいくつかはとても親しげな風情を保っています。Recording producer and sound engineer: Preben Iwan(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220643 |