ヤルヴィ, パーヴォ(1962-)
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【パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレによるマーラーの交響曲全集始動!】マーラーの交響曲にはこれまでに何度も取り組み、フランクフルト放送響とライヴ映像での全集(C-major)も完成させているパーヴォ・ヤルヴィですが、それから10年以上の時が経ち、本人が「適切な時間を待っていた」と語るセッションでの全集録音が、いよいよ始動しました。首席指揮者を務めるチューリヒ・トーンハレ管弦楽団をこの大きな企画の相棒に選び、第一弾として送り出されるのは第5番。第1番から第4番までの様々な試みを経て、作曲家本人の新たな展開と器楽のみによる交響曲の新境地を切り開いたこの作品は、まさに門出にふさわしいものと言えるでしょう。周到に準備された演奏、そして録音も万全なもの。パーヴォが描く細部にまでこだわったフレージングと長大な作品を堅固に組み上げる見事な構築力、トーンハレ管の緻密なアンサンブル、そしてこのオケが持つ独特の輝かしさと翳りが深いコントラストを刻み、作品を彫の深いものに仕上げてその巨大なスケールを引き立てています。ヴァイオリン両翼配置をはじめ、第3楽章のホルン・ソロを他のホルン・パートの逆サイドに立たせるなど、オーケストレーションの面白さやアイデアを引き立てる見通しの良い録音も特筆すべきものです。(2025/03/14 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1127 |
【トーンハレ管の新シェフ、パーヴォ・ヤルヴィとの初録音がALPHAより登場!絢爛豪華なメシアン!】2019年10月より、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者兼音楽監督に就任するパーヴォ・ヤルヴィ。これに先駆けて、メシアンの初期及び晩年の管弦楽作品を取り上げた公演が行われ、そのライヴ・アルバムがALPHAより登場しました。会場は、現在大規模な改修が行われているトーンハレに代わる代用ホールでありながら、響きも、古い工場を改装した造りも大きな評判となっているトーンハレ・マーグ。ヤルヴィは自らが慣れ親しみ、唯一無二の個性を持つメシアンの作品でトーンハレとの共同作業を始めることを素晴らしいアイデアと確信した、と語っています。収録作品の中ではメインと言える「キリストの昇天」をはじめ第二次大戦前の作品が多く占められており、初期作品ならではの、大規模な管弦楽による色彩豊かで輝かしい音響が聴かれますが、ここではトーンハレならではの繊細な技巧と、意外なほどのブリリアントなサウンドを楽しむことが出来ます。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA548 |
【パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレ管のメンデルスゾーン、一挙全集で登場!】交響曲全5曲に『夏の夜の夢』まで収録した4枚組のボリュームで登場の、パーヴォ・ヤルヴィによるメンデルスゾーン。この作曲家らしい瑞々しいメロディと躍動的なリズム、そして若々しい疾走感といった各作品の魅力を十二分に生かした、美しくもテンションの高い演奏を聴かせています。ドイツを中心とした歌劇場で活躍するチェン・レイスとカタリナ・コンラディ、バロックから古典派の宗教作品を得意とするマリー・ヘンリエッテ・ラインホルトとパトリック・グラール、来日ツアーも成功させているプエルトリコ系アメリカ人ソプラノのソフィア・ブルゴスと、個性的な歌手陣が随所で持ち味を生かしているのもポイント。さらに低音金管古楽器の名手パトリック・ヴィバールが『夏の夜の夢』にオフィクレイドで、「宗教改革」には(原盤ブックレットに表記がありませんが)セルパンで参加、「讃歌」のオルガンは名手クリスティアン・シュミットが務めています。(2024/03/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1004 |
【パーヴォ・ヤルヴィが強い共感を持って描く、エストニアの俊英ユリ・レインヴェレの管弦楽作品】1971年エストニアのパルヌに生まれた作曲家ユリ・レインヴェレの作品集。彼は、パーヴォ・ヤルヴィが設立しエストニアの同時代音楽の紹介に力を入れているパルヌ音楽祭で、かつて同国の文化大臣を務めた作曲家レポ・スメラの名を冠した賞を2019年に受賞しています。また2021年には、「隣の部屋で目覚めたアンナ・マリア」がアンドリス・ネルソンスの指揮でベルリン・フィルの公演で取り上げられ、好評を博しました。そしてこのアルバムに収められた「2つのフルートのための協奏曲」は同じソリストにより、2019年日本でも紹介されています。詩人でもあるレインヴェレの音楽の多くは詩的な言葉に触発されたものですが、その音楽はドビュッシーのような美しさを湛えた室内楽的な響きから、大音量のカオス、ブルックナーを思わせる輝かしい金管楽器、多彩な打楽器の野性的なリズムを伴うものまでさまざま。アルバムのタイトルにもなった「Ship of Fools(阿呆船)」は16世紀のベストセラー小説にあったラテン語のフレーズ「Mundus vult decipi、 ergo decipiatur (世界は欺かれることを願っている、故に欺かれる)」からインスピレーションを得たもので、SNSを通じて常に欺き合っているような現代人に対する風刺が含まれているということです。(2024/05/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1056 |