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ルセ, クリストフ

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    ペルゴレージ:スターバト・マーテル(ピオー/ローリー/レ・タラン・リリク/ルセ)

    【ルセ待望の新録音がAlphaから!ピオーを迎え、ナポリ楽派の傑作としてのペルゴレージ】2019年秋の来日も全国で大好評だったクリストフ・ルセが、思いがけない新録音をAlphaからリリースします。1995年、DECCA/OISEAU-LYREで録音してから四半世紀ぶりの時を経て、新たに録音されたペルゴレージ畢生の大作『スターバト・マーテル』を、同じナポリ楽派に連なる押しも押されもせぬ2人の巨匠作曲家たちの厳選名品と並べたプログラム。前回の録音はペルゴレージ尽くしでしたが、これで名盤あまたの傑作にさらなる新たな光が当たりそうです。ペルゴレージの『スターバト・マーテル』は、ナポリ楽派の大家アレッサンドロ・スカルラッティの作例を手本に、それを上書するかたちで早世直前のペルゴレージが仕上げた作品。2人の独唱者と簡素な弦編成による抑制された美しさは、またたくまにナポリ外の各地でも高い評価にむすびつきました。ルセが今回独唱に迎えたうちの一人はサンドリーヌ・ピオー! カップリングにはナポリ最大の人気作曲家ポルポラがオペラでの経験値を教会音楽に反映させた独唱モテットと、宗教曲は珍しいレーオの同種作。「ナポリのペルゴレージ」の素顔に迫る企画、ナポリ楽派研究の先端をゆくディンコ・ファブリスが解説文を書いているのも見逃せません。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA449

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    ベルタン:歌劇「ファウスト」(デエ/ゴーヴァン/イェルクニツァ/ダーマニン/アクセンティー/ド・ダマス/フランダース放送合唱団/レ・タラン・リリク/ルセ)

    【ポスト=ロッシーニ世代の知られざる傑作、ルセ指揮の古楽器楽団と錚々たる歌手陣で!】ベルリオーズの『幻想交響曲』がパリ音楽院で初演された数か月後の1831年3月、同じパリのファヴァール劇場(通称イタリア座)で、若き女性作曲家がゲーテの『ファウスト』を原作とした新しいイタリア語オペラを披露しました。作曲者ルイーズ・ベルタンは同門のベルリオーズと同世代で、前年の革命でブルボン家を斥け誕生した七月王政に絶大な影響力を誇りV.ユゴーや作曲家グノーらとも親しかった文筆家ルイ=フランソワ・ベルタンの娘。ポリオの影響により移動が不自由だった彼女は、父の手配とピアニストだった母の手引きで申し分ない音楽教育を受け、早くからその才能で周囲を驚かせました。名歌手マリブランのため1826年に書かれた『ファウストの最後の場面』を下敷きとし、イタリア語台本に作曲した《ファウスト》は4幕それぞれが「誘惑」「幸福」「罪」「罰」と題され、広く知られた不吉な物語展開の末ファウストが地獄に落ち、マルガリータ(グレートヒェン)が天国に迎えられる結末までが起伏に富んだ音楽で描かれており、驚くほど新鮮で耳を惹きつけてやみません。デエ、ゴーヴァンら経験豊かな名歌手が多く参加しているうえ、ルセ指揮によるコントラスト鮮やかで彫琢の深い古楽器演奏は実に素晴らしいもの。そして劇的展開を精緻に盛り上げる管弦楽法は当時の流行を踏まえたメロディセンスを堅固に支えており、ロッシーニやドニゼッティの亜流には全く終わらないユニークな作風は、聴き深めるに足る魅力に満ちたもの。ゲーテの『ファウスト』音楽化の歴史を踏まえつつ、女性作曲家ゆえの当時の困難にも言及しながら作品と背景について詳述した解説(仏・英語)は今回も読みごたえ充分。図版も多数掲載されています。(2024/01/26 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ1054