エトリンガー, リヒャルト
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「聴けば健康によい」「胎教に最適」、さらには「野菜に聴かせれば収穫アップ!」などと、巷ではモーツァルトの音楽の様々な「効用」が喧伝されていますが、その真偽はともかくとして、「モーツァルトを聴けば気持ちがいい」ことだけは、間違いのないことでしょう。当盤は、そんなモーツァルトの音楽のなかでも、ゆったりとしたテンポで、癒し効果満点の楽曲をセレクトしたものとなっています。大半が長調の明るい曲で(2のような「恐るべき」例外もありますが)、これはまさに天上の至福の調べ、神に最も近づいた天才・モーツァルトの音楽を、心行くまでお楽しみください。※Naxos既発売盤からのコンピレーション(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557651 |
“清純”---近頃は死語になりつつあるこの形容がモーツァルトの音楽には最適です。無垢な魂がただひたすら美しい音楽を紡いでいるような天上の調べ、それが人の心を捕らえて離さないモーツァルトの魅力でしょう。このアルバムでは、協奏曲やセレナード等の作品から、静かで美しい旋律をゆったりと歌う楽章だけを精選しました。悲恋映画「短くも美しく燃え」のテーマとして有名になったピアノ協奏曲第21番アンダンテから始まる全12曲は、貴方に“危険なほど清らかな”モーツァルトの美を堪能させてくれます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.552211 |
長きにわたり、万人から親しまれてきたレパートリーはやはりいいものです。シューベルトの「未完成」や、モーツァルトのクラリネット協奏曲といった超名曲の、涙の出るような絶美ぶりはいわずもがなですが、重厚長大が好まれる近年は今一つ流行らない、メンデルスゾーンの無言歌で聴かれる屈託のないロマンティシズムも、見直されてしかるべきでしょう。ややマイナー路線では、ロシアの隠れた名匠リャードフの「魔法にかけられた湖」がお薦めです。微妙に色彩を変化させながら紡がれる、ゆったりとした響きの美しさには、本当に魔法にかけられてしまいそうです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556606 |
美しく、自然なメロディーの一つの典型パターン、それはリズム的に似たような音型を、音程を変えながら繰り返すことです。この盤では、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」(20世紀に生まれのメロディーの中の最上のものの一つでしょう!)、あるいはグリーグの「ソルヴェイグの歌」、チャイコフスキーの「白鳥たちの踊り」、さらにはドビュッシーの弦楽四重奏曲までに、その優れた例を聴くことができます。和声的に、対位法的に充実した伴奏に支えられながら、一つの耳慣れたパターンが、少しずつ彩りを変化させ繰り返されていくとき、無上の心地よさが訪れます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556602 |
この盤は、チェンバロ入りも含めれば5曲も収録されている、弦楽合奏入門盤といってよいかもしれません。管楽器抜きのオーケストラともいうべき弦楽合奏は、作品の数の上ではそれほど恵まれた分野ではないとはいえ、ほどよい明るさと渋みを兼ね備え、全音域で均質性を持った響きは音楽の素材として大変魅力的で、実は名曲・秘曲率はかなり高いといえるでしょう。弦楽合奏曲として分類できることはあまり意識されていませんが、実は上記特徴を生かし切っているバッハの超名曲2曲や、ロマン派の鑑ともいえるチャイコフスキーとグリーグの類い稀な甘くやるせない世界、どうぞお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556612 |
メンデルスゾーンの協奏曲といえば、あのヴァイオリン協奏曲だけが突出して有名ですが、ピアノ協奏曲はそれに負けず劣らず作曲者の育ちの良さを感じさせる、爽やかで美しい音楽です。特に後半でピアノが高音域で煌めくようなパッセージを出すあたりは、ほとんど夢心地の美しさです。爽やか路線で行けばもう一つ、グリーグの「晩春」もまた絶美の名作です。弦楽器でちょっと長めの旋律を、趣きを変えて二回繰り返すだけの曲ですが、明と暗のバランスが絶妙で、この切なさは一度聴いたならば、いつまでも貴方の耳を離れないことでしょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556613 |