ピーパ, ルイス(1960-)
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ピアニスト、作曲家として知られるポーランド系ドイツ人作曲家フィリップ・シャルヴェンカの作品集。彼の3歳違いの弟フランツ・クサヴァーも優れた音楽家でした。フィリップは、ベルリンの新音楽アカデミーで弟とともに音楽を学び、1874年にはコンサートで自作の序曲と交響曲を発表、当時ドイツの作曲家たちの最先端を行く存在として注目されましたが、華やかな作風を用いた弟に比べ、作風が保守的であったためか、その作品は死後ほどなくして忘れられてしまいました。しかし、最近になって彼の作品が見直され始め、演奏の機会も増えてきています。このアルバムで、ポルトガルのピアニスト、ルイス・ピーパが演奏するピアノ曲は、どれも中期の作品。シューマンやブラームスを思わせる内省的な雰囲気を持ちながらも、突然変拍子が挿入されたり、ユニークな和声進行があったりと印象派の響きに近づいているものがあり、とても魅力的です。(2020/02/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0521 |
ポルトガル出身のオスカル・ダ・シルヴァ(1870-1958)。ポルトガルの後期ロマン派を代表する作曲家であり、ピアニストとしては、ショパンとシューマンの優れた解釈で知られています。1892年にドイツへ留学、ライプツィヒ音楽院で研鑽を積みながら、クララ・シューマンから高く評価された彼は、1896年にリスボンに戻り作曲家としても活動を始め、歌劇やピアノ曲を次々に発表。1930年にはブラジルに移住、約20年間滞在した後、1951年にようやくポルトガルに戻り、1954年には住み慣れたレサ・ダ・パルメイラに住居を再建、この地で生涯を終えました。彼の作品からはショパンやラフマニノフの影響があるだけではなく、ゆったりとした曲はポルトガルの民族歌謡ファドの雰囲気も纏っており、聴き手の心をくすぐります。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0576 |