ファソリス, ディエゴ
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『動物達の対位法』をご存知なければ、是非このアルバムをお聞き下さい。ストレートな動物の声の模倣が何とも微笑ましい作品です。これを含む「夕べの饗宴」は各パート一人で演奏されることもありますが、ここでは曲によって合唱団を使うのがポイントで、鳴り物も織り混ぜた大騒ぎが最高に愉快です。34の珍しい楽器も要チェック。「音楽のザバイオーネ」も蛙の声のようなバグパイプや、商人の掛け声が笑わせてくれますが、随所に格調高いマドリガーレが織り込まれ、実はこれらが修道僧バンキエーリによる芸術的作品であることを感じさせます。特にお薦めしたい古楽です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553785 |
バロック音楽を少し聞き込んだ方なら、北ドイツで活躍したブクステフーデがバッハもその演奏を聞きに行ったほど凄いオルガン奏者かつオルガン曲作曲家だったことはご存知でしょう。しかし彼は多くの声楽曲も残しており、その代表作で十字架上のイエスの御体の7つの部分をテーマにしたのがこの曲。柔らかい演奏とあいまって、何と敬虔で静かな祈りに満ちていることでしょう。宗教音楽好きの方は是非一度触れてみてください。同時代に並び称されたローゼンミュラーの器楽曲が、実に絶妙なイントロになっています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553787 |
「リストにこんな曲があったの?」と驚かれる人も多いのではないでしょうか。しかし、宗教的題材を頻繁にとりあげていたリストが、技巧的なピアノ曲だけでなく、宗教的合唱曲を多く作曲したことはむしろ当然のことでした。晩年の「十字架への道」は、この多作家が時間をかけ、心血を注いで作曲したのにも拘らず、作曲者の生前は演奏も出版もされませんでした。伴奏に幾つかの版があり、ここでは指揮者のピアノ弾き振りで演奏されています。地味ですが、何故かじわじわ来ること請け合い。パレストリーナ風の無伴奏合唱曲もあります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553786 |
今年生誕200年を迎えた偉大なる作曲家、フランツ・リスト(1811-1886)を知るための2枚組です。超絶技巧の持ち主として、ピアノ奏法に新たな光を当てた人であり、イケメンであり、また優れた管弦楽法の使い手で、交響詩の生みの親であったリスト。しかし、これはほんの一部でしかありません。華やかさの中に隠された影の部分を知ることで、彼の音楽がより一層魅力的になることは間違いありません。また50000語に及ぶ英語のバイオグラフィは比較的わかりやすい文章で書かれていて、読み応えたっぷりです。(2011/05/18 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558214-15 |