ロッジェーロ, マーガレット
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LPの商品化により、欧米各国ではさかんにオペラの全曲録音が行なわれるようになりました。アメリカのRCAもライバルのコロンビア(現在のソニー)と競って、メトロポリタン歌劇場で活躍する歌手たちを主役に全曲録音を開始したのです。この《トロヴァトーレ》はRCA初期の代表的なオペラ録音として知られるものです。契約の関係でメトロポリタンのオーケストラや合唱団は使えませんでしたが、「スウェーデンのカルーソー」と称えられたユッシ・ビョルリンク(1911-60)を中心に、歌手はみな当時のメトの客席を沸かせたスターたちです。(山崎浩太郎)(2003/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110240-41 |
テバルディ、カラスといった屈指の若手ソプラノが台頭してきた1950年代以降、いわゆる「ソプラノ激戦の時代」に、ミラノフは若手たちの追従を許さず、ドラマティック・ソプラノの女王として君臨し続けました。トスカニーニの指揮するヴェルディのレクィエムで独唱者として記憶されている向きもあるでしょう。決してヒステリックにならない充実感のある声は、アイーダ、レオノーラ、トスカ、そしてサントゥッツアといった役で最高の魅力を発揮しました。共演のビョルリンクはリリック・テナーの第一者。両者はその声の対比の効果という点でも大変相性がよく、しばしば共演しています。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110261 |