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フーバー, ルペルト(1953-)

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    オルフ:カルミナ・ブラーナ(独唱、合唱、2台ピアノと打楽器編)(シュトゥットガルト声楽アンサンブル/フーバー)

    オルフの代表作であり、強烈なインパクトを隠せない名作カルミナ・ブラーナ。オリジナルのオーケストラ伴奏はいうまでもなく迫力がありますが、それを2台ピアノと打楽器伴奏に編曲したこの録音もかなりの衝撃です。既にBISレーベルからも同様のアレンジでの録音がリリースされていますが、この録音のすごいところは、オルフ自身が弟子であるキルマイヤーに要請して編曲させた版であるということ。声楽と打楽器パートはオリジナルそのままです。オーケストラ部分が簡潔になっている分、声楽のラインが浮き彫りになり、この曲の真価を発見出来ます。大幅なプライス・ダウンで再発売。(2019/03/22 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19516CD

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    ホフマン:ミサ曲 AV 18/ミゼレーレ AV 42 (ルーベンス/マーティン/クーリー/ケルン西ドイツ放送合唱団&管弦楽団/フーバー)

    神秘的なイメージばかりが先行するドイツの偉大な芸術家E.T.A.ホフマン(1776-1822)。彼は作家として多くの著作を残しましたが、作曲家としても80を超える作品を残し、この分野にも輝ける才能を有していたことがわかります。このミサ曲は1803年から1805年の間に書かれました。その頃の彼はちょうど友人を通じてしりあった女性を妻に迎え、音楽クラブを設立し、多くの詩作や作曲を行うなど活発な活動をしていたのです。闘争心を喚起させるニ短調が用いられたこの作品は、ロマンティックな一面と、古風な面を併せ持つ重厚なもので、モーツァルトを思わせるキリエの美しさはため息ものです。ミゼレーレは詩編に基いた合唱曲で、アレグリのものが有名ですが、E.T.A.ホフマンは悲しみや喜びなどの感情を全面に出した感動的な作品として表出しています。(2014/02/19 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777832-2

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    ロッシーニ:小荘厳ミサ曲(マッツァーリア/シュナイダーハン/ターヴァー/ホルトハウス/南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル/フーバー)

    ロッシーニが最晩年に作曲した「小荘厳ミサ曲」。ロッシーニ自身が「老人の最後の大罪であり、聖なる音楽を書いたのか呪われた音楽を書いたのかわからない」と語ったという作品で、2台のピアノとハルモニウムが伴奏を務め、12人の歌手たち(ロッシーニ曰く“小天使たち”)が歌い交わすという特異な編成を持っています。通常は管弦楽版に編曲したスコアを用いての演奏が多いのですが、こちらは1991年にCarusより出版された楽譜に基づく「初稿版」を用いた初の録音として話題になったものです。テキストと結びついた歌の表現、ピアノとハルモニウムが醸し出す精緻な響きなど、声と楽器を知り尽くしたロッシーニならではの円熟の作品を、1989年から2000年まで首席指揮者を務めたフーバーのもと、南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルが見事に歌い上げています。(2019/08/23 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19521CD