オベルフランク, ゲーザ(1936-)
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バッハの音楽には、極めて高度な作曲技術が盛り込まれていることは、よく知られています。しかし、それはあくまでもバッハの音楽の一つの側面です。バッハの凄さは、頭でっかちにならずに、聴く者の心を捉えて離さないエモーショナルな表現の豊かさを、同時に実現していることといえましょう。しかもそれは、常に押し付けがましい感傷の押し売りとは無縁で、むしろ抽象的な純粋な音の戯れの美しさと、表裏一体をなしているのですから驚異的です。当盤の企画意図は、ゆったりとしたリラクゼーションに最適な楽曲を、気楽に楽しんでいただくことではありますが、それでも知らず知らずのうちに、バッハの深遠な世界に引き込まれていくことでしょう。※Naxos既発売盤からのコンピレーション(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557650 |
どんなにギターに関心のない向きでも、「アランフェス協奏曲」の魅力に抗することはあまりに困難でしょう。転がるような装飾音型、「弾く」という奏法によって生み出される独特のイントネーションが魅力的な「歌」が泣けることはもちろん、ポロロンと単に伴奏として分散和音を奏でるだけでも哀愁タップリ・・・オケとの融合も素晴らしく、まさに涙モノです。またポピュラー名曲になり過ぎて、じっくり聴かれる機会が減りがちなようにも思いますが、「タイス」の瞑想曲はやはり大変な名作です。清楚さと、官能的な艶かしさの奇跡的な同居が、まさにここにありといえましょう。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556614 |