ライテル, リュドヴィート
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ツェムリンスキーは、マーラーとシェーンベルクをつなぐ存在(彼はシェーンベルクの師にして義兄)とされ、後期濃密系ロマン派というイメージが強いですが、この2曲の交響曲は若書きの作ということもあり、そういったイメージよりも先達の影響の強い、保守的な作風のものといってよいでしょう。どちらも堂々たるシンフォニックな大作ですが、若者らしく清々しい抒情とともに、マーラーやワーグナー、さらにはブラームスやブルックナーのような響きを随所に聴くことができるものとなっています。ドイツ・オーストリア交響曲史の重みがひしひしと感じられるかのような一枚、といったところでしょうか。*8.220391と8.223166 からの再発売品(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557008 |