佐渡裕(1961-)
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佐渡裕が率いるトーンキュンストラー管弦楽団が2019年3月に行ったヨーロッパ・ツアーでのライヴ収録。ハンブルクのエルプフィルハーモニーの素晴らしい音響を極限まで活かした演奏をお楽しみいただけます。マーラーの交響曲のみは、すでにBlu-ray映像とCDアルバムで発売されており、その熱い演奏が話題となっていますが、このDVDは前半に演奏されたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番も含まれた完全版の映像です。ここで巧みなピアノを披露するのは、韓国出身のピアニスト、ソー・リャン。ハンブルクで開催された「国際ブラームス・コンクール」で特別賞を獲得した後、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積んだ俊英です。佐渡の指揮に導かれ、情熱的なチャイコフスキーを奏でる彼女の姿をとくとご覧ください。(2020/04/17 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola20004 |
ラムルー管弦楽団を初めて僕が指揮をしたのは、93年の1月だった。そして僕らは恋に落ちた。その後すぐに僕の就任が決まり、すでにこのオーケストラのシェフとして、5年目のシーズンを勤めている。僕たちは、僕らがベルリンフィルでない事も、パリ管でない事も、よーくわかっている。そして、僕らがラムルーである事に大きな誇りを持っている。なぜなら、2300人も収容できる僕らの本拠地「サールプレイエル」で、毎回満員の聴衆を熱狂に追い込む事ができるのは僕らだけだからだ!フランスで120年を超える歴史のあるオーケストラと、京都代表の若い指揮者が力を合わせて作ったこのCD、僕らにとって「自信作」?いやいや、思いっきり「自慢作」です!(2008/02/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554222 |
佐渡&トーンキュンストラー管弦楽団による第2弾の録音はハイドン(1732-1809)の初期の名作である《朝》《昼》《晩》の3つの交響曲集。フランス近代作品や、バーンスタインなどのアメリカ作品、ラフマニノフやレスピーギなどの後期ロマン派作品を得意とする佐渡にとっては、これまでのイメージを覆す選曲のように思えますが、2016年5月に開催された「佐渡裕&トーンキュンストラー管弦楽団日本ツアー」の際にも、演奏前にハイドンへの思いを熱く語るなど、佐渡にとってはとても重要な作品です。1761年、エステルハージ侯爵の下に副楽長として仕えることになったハイドン。侯爵から「1日の4つの時間区分を主題に作曲すること」と依頼されたのですが、出来上がったのはこの《朝》《昼》《晩》の三部作で、もしかすれば《夜》もあったのかもしれませんが、存在は謎のままです。ともあれ、ハイドンは、当時の作曲技法の限りを尽くし、3つの作品のどれもソロ楽器が活躍する、まるでイタリア風の「合奏協奏曲」のような華やかな作品を創り上げました。第6番《朝》は5人の管楽器と弦楽奏者が配置され、協奏曲風のヴァイオリンとチェロ、さらにソロ・コントラバスが加わるという凝ったもの。第7番《昼》は3部作の中で唯一自筆譜が残っており、こちらはフランス風序曲の影響を受けた音形が魅力的。第8番《夜》の第1楽章はは音楽学者カール・フェルディナンド・ポールが「ブンブンと鳴る蚊の大群がいる夏の晴天の日」と解釈するなど、夜らしくない雰囲気を湛えた曲。どの曲にも溢れんばかりのアイデアが張り巡らされた面白い作品です。(2016/09/21 発売)
レーベル名 | :Tonkunstler Orchestra |
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カタログ番号 | :TON2001 |