シュナイダー, ウルス
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アルペンホルンという楽器自体は誰もが知っています。でもそれをクラシック音楽で、しかも協奏曲のソロ楽器として使用するとなると、「えーっ?」と思う方が多いでしょう。世の中、こんな曲もあるんです。モーツァルトの父の作品ではアルペンホルンはドミソの音しか吹きません。それを如何に普通の音楽に仕立てるか、作曲家の技術を楽しみましょう。他の3作品はいずれも20世紀の音楽、但し調性は明確だからその点はご安心ください。アルペンホルンもさすがに複雑な音型に挑みます(多少調子はずれなのも魅力!)。今度は演奏家の技術に驚きましょう。これぞ真のエコ・ミュージック、かな?*8.223101の再発売品(2002/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555978 |
ヨアヒム・ラフが書いた10曲以上の交響曲の中で、最も人気を博したのが1872年に作曲された交響曲第5番。「レノーレ」の副題を持つこの作品は、ゴットフリート・アウグスト・ビュルガーが三十年戦争を題材にして書いたバラード『レノーレ』に基づいたもので、戦争によって引き裂かれた恋人たちの悲劇が音楽で描かれています。ワーグナーを思わせる愛の情景描写や勇壮な行進曲、全てを締めくくる長大な終楽章など聴きどころの多い作品です。末尾に収録された序曲「われらが神は堅き砦」は1865年の作品。ハンス・フォン・ビューローに捧げられており、こちらも三十年戦争に関連しています。ゆったりとした序奏に導かれ、有名なルターの賛美歌が木管楽器で奏されます。そして旋律は次々と展開し、最後は高らかに勝利が歌われます。(2023/09/08 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555541 |
スイス出身の作曲家ヨアヒム・ラフ。フランツ・リストの演奏に感銘を受け弟子となり、ピアニストとして活動しながら、作曲家として未完も含めた11曲の交響曲の他、協奏曲や室内楽など多数の作品を遺しました。このアルバムには彼の晩年の作である2曲の交響曲を収録。「春の響き」と題された第8番、「夏に」と題された第9番。どちらもドイツ・ロマン派の伝統を継承しながらも、ワーグナーのような半音階を用いることはない、メンデルスゾーンを思わせる端正な作品に仕上がっています。(2023/07/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555499 |
様々な分野に多数の作品を遺したラフは、ロマン派屈指のシンフォニストでもあります。彼の音楽には常にどこか楽天的なところがあり、その爽やかな抒情味と確かな職人芸は、聴くものに温かなひとときを約束してくれます。表題どおり「秋」や「森」から連想される様々な情景を綴ったこの2曲(やや類似した構想がありますが)、田園趣味はラフの本領が発揮される分野で、旋律をたっぷり聴かせる場面から、荒々しくダイナミックに盛り上げる場面まで、随所に聴かせどころが出現します。こういった幸福な音楽の価値も、再評価されて欲しいものです。作曲者の苦悩の投影だけが芸術音楽ではないのです!*8.223321の再発売品(2003/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555491 |