ヴァルトロ, セルジオ
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まずは冒頭1をお聴きください。カウンターテノールがたった一人で教会に響きわたらせる聖歌、うっとりするほどの美しさ。続いて、ルネッサンスの数多の天才たちの中で、調和のとれた音楽美では天下無双のイタリア人パレストリーナ作曲の、これまた聴き惚れるしかないアカペラのミサ曲。たった4つの声部が紡ぐ芳醇な響きがポリフォニーの極致を提示します。当盤では、オリジナル楽譜の検討、男声のみに限った歌手陣、純正な響き、聖歌やオルガン独奏曲の挿入など、作曲当時の演奏様式に近づき、教会での典礼を再現するための試みが行われています。 (2000/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553313 |
ルネッサンスの大作曲家たちが好んだ旋律、俗謡「武装した人(ロム・アルメ)」を使用したミサ曲に徹底的にこだわるナクソス、今回はイタリアの天才パレストリーナの「5声」のための作品(「4声」の方もナクソスは録音しています、ご注意を!)です。当時の演奏スタイルの再現として、冒頭と曲間に同時代の作曲家カヴァッツォーニのオルガン曲を挿入。合唱はカウンターテノールを含め全員男声7人、オルガンを低音に付加した演奏です。演奏、録音の雰囲気の良さも含め、あたかも教会でミサに参列しているかのような気分にさせてくれる一枚。やっぱりきれいですね、パレストリーナは。(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553315 |
ポリフォニーってこんなに美しいものなんだ、と実感させてくれる声楽曲を残した天才パレストリーナ。膨大なミサ曲の中から、好んで演奏される2曲をお届けします。「シネ・ノミネ」は「名無し」という意味ですが、作曲者不明のモテットの旋律によるミサ曲とされています。当時の作曲家達が好んだ俗謡「ロム・アルメ(武装した人)」によるミサ曲は、他の巨匠達との興味深い聴き比べがナクソスで可能。数あるモテットの中で日本でも特に好まれている8と15が聴けるのも、合唱ファンには嬉しい選曲です。なお全ての演奏で、低音を補うオルガンを付しています。(2000/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553314 |
ローマでの初リサイタルには2万人もの聴衆が集まったという鍵盤の名人にして、大バッハにも大きな影響を与えた大作曲家。鍵盤音楽の歴史にその名を刻むフレスコバルディのファンタジア、リチェルカーレ、カンツォーナを集めた貴重盤です。音楽史的に特に重要なのはファンタジアで、気の趣くままに書かれたような幻想性が聴き物。演奏するヴァルトロは、楽器選択にも徹底的にこだわった上で、オルガンとハープシコードを弾き分けています。カンツォーナ第5番冒頭のピヨピヨ音も必聴ポイントです。奏者自身の充実解説も古楽ファンには貴重なものです。(2002/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553547-48 |
フレスコバルディに学び、バッハに高く評価されたというフローベルガー、彼が鍵盤音楽史に与えた影響は絶大で、当盤にも多数収録されている組曲における、舞曲の配列も彼によって確立されたものと言われています。さらに特筆すべきは、彼の十八番ともいえる、瞑想曲やトンボーといったタイトルを冠されたゆったりとした舞曲(アルマンド)の数々です(組曲の場合は第1曲が相当)。タイトルどおり、死者の追悼の意を持つ音楽ですが、自由なリズムと、大胆な和声による情熱的な表現が光り、強烈な印象を残します。何と未来の自らの死のためにも書いてしまっていることからも(1)、彼のこのジャンルに対するこだわりが伝わってきます。(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557472-73 |
アーリー・ミュージックの魅惑の世界へ、ようこそ!一応はクラシック音楽の範囲内でありながら、バロック以降の音楽に比べて、信じられないほどの懐の深さが、ここにあります。アルバムはいきなり、聴き手を異次元の世界へ誘う伝承曲から始まります。作曲家名も曲名も、聴きなれない楽器の名前も、音楽の謂れも、何も知らなくていい。音楽に身を委ねるだけで得られる安らぎの世界に浸ればいいのです。他では得られない、アーリー・ミュージックだけが誘うメディテーション、皆さんにお薦めします。※Naxos既発売盤からのコンピレーションです。(2005/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557652 |