ヴァルトロ, セルジオ
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オペラというジャンルは16世紀末に生れたのですが、現在でも頻繁に演奏される作品となると、この「オルフェオ」が最古になります。ここには既に、アリア、デュエット、合唱などの演奏形態があり、音楽と感情は完璧に結合されています。冒頭の華々しいファンファーレ以下、モンテヴェルディって凄かったんだなあと、誰もが感じることでしょう。なぜかイタリア人だけによる録音が無い(当盤録音時)点に目をつけてそれをやっちゃうとは、さすがナクソス。なお、マニアの方はCD2、13にご注目!酔っ払い女たちの乱痴気騒ぎが笑えます。(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554094-95 |
ここに聴く21の小曲(1は後年のマドリガーレ集第8集でも有名な序奏)は、三つの声部(ここでは女声3人の歌唱)のためのイタリア語の歌で、作曲者17歳で出版されたものです。簡潔で器楽伴奏も最低限、後のモンテヴェルディ作品のように新しい時代を開く革新的なものではないものの、既に凡人とは違う歌心を感じさせますが、それもこのイタリア人たちの演奏のおかげ。モンテヴェルディをかなり聴きこんだ人でも「こんな素晴らしい曲集だったのか」と評価を一変させそうな美演。録音そのものが珍しいところで、ナクソスは驚かせてくれます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553316 |
ナクソスは音楽史のCDカタログの空白も埋めます。大家モンテヴェルディの全作品のCDを集めるのに、録音が殆ど無くて困ってしまう三声の「音楽のたわむれ」(後年の一、二声の同名の曲集ならまだ録音があります)、その全18曲の新録音の登場です。曲は器楽伴奏付き、結構な長さになることもある、多くは愛をテーマにしたマドリガーレ集。6を聴けばおわかりにように、思わず体を動かしたくなるような、モンテヴェルディならではの音楽の力に満ちています。ソプラノ2人とバス1人の歌手を含むイタリア人演奏家たちの気品を大切にした演奏でどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553317 |
音楽史上の天才の一人と言われるモンテヴェルディの作品の中でも傑作と呼ぶにふさわしいこの2曲は、「マドリガーレ第8巻」として出版された曲集に含まれています。「タンクレディー~」は弦のトレモロを史上初めて使った例として有名で、タッソーの叙事詩を劇的な音楽で表現しています。バッロとは舞踏を中心とした一種の舞台音楽で、「情け知らず?」はオペラのような性格をもっており、やはり見事に感情を表現しています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553322 |
初期バロック音楽最大の作曲家、モンテヴェルディの作品集です。歌劇の様式の発展にも重要な位置を占めた人としても知られ歌劇「オルフェオ」は現在でも頻繁に演奏されます。1567年にイタリアのクレモナに生まれ、1590年にマントヴァの宮殿に仕え、1602年に宮廷楽長となりました。対位法(各声部の絡み合いの扱い)の扱いに優れ、次々に新しい多声音楽(ポリフォニー)の書法を編み出しましたが、のちに旋律線を重視し、器楽の伴奏を伴うモノディ様式へと作風は変化していきました。ここら辺が歌劇の始まりになったとされています。代表作の「聖母マリアの夕べの祈り」の清冽な美しさは他の誰にも書き得ない世界です。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556841 |
17世紀イタリアで活躍したロッシという姓の作曲家は複数いるので混同に注意、というわけですが、ここで登場する人物はミケランジェロという名前で覚えやすい、ってことはどうでもいいのです。注目すべきはその卓越した音楽性で、ヴァイオリンの名手であり、マドリガルやオペラ作家としても名を成した彼は、鍵盤音楽でも名曲を残してくれました。まずは、現代の名手たちが挙って演奏する「トッカータ第7番」からお聴きになってください。フレスコバルディばりの対位法を操る技術、ジェズアルド的な楽想の激しい変転や不協和音に心を奪われる筈。もう、この作曲家の姓名を覚えていただけましたね?(2005/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557321 |