ハンセン, ソレン・K
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作曲家のノーエントフト(1957-)は、コペンハーゲン王立音楽アカデミーでネアホルムとアブラハムセンに作曲を学び、活動の初期は、「相対する要素を併置することで生まれる響き」を追求していたと言います。しかし1990年代には自らの作風を省みて、「穏やかさをもったメロディ」を用いて多面的な表現する方向を模索しているといいます。このアルバムにはそんな彼の様々な年代の作品を収録。確かに「大聖堂」での茫洋たるメロディと、「囚われた光」でのメロディには大きな違いが感じられます。今世紀に入ってからの作風の変化もとても面白いもの。これは何も考えることなく、この音のシャワーに身を委ねるのがよいのかも知れません。(2014/07/23 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226577 |
この「太陽への讃歌」はデンマークにおける20世紀から21世紀の作曲家たちの英知が結集した無伴奏合唱作品集です。様々なジャンルとスタイルからインスピレーションを受け、使われているテキストも、アンデルセンを始め、聖書、古代の詩など盛りだくさんです。驚くほど実験的な響きが聞こえてくるホルンボーの作品、穏やかなブルーンの2つの作品など、現代の合唱が好きな方にはもってこいの1枚。このアルバムが当レーベルデビューとなるデンマーク国立声楽アンサンブルのハイクラスな演奏も魅力です。(2011/04/20 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226051 |
このアルバムの作曲家アクセル・ボロプ=ヨアンセン(1924-)は、作品の細部に拘ることで知られています。対象物は分子レベルにまで分解され、そこから音楽的な要素を分離し、再構築することで、極めて計算し尽された作品を創り上げるヨアンセン。独学で作曲を学んだという彼の作品には新鮮な驚きが詰まっていますが、彼が求めるものは案外デンマークの伝統に近いものなのかも知れません。1964年に発表された「ポケット・オラトリオ」はライナー・マリア・リルケの詩を用いた短い作品ですが、この中には多くの自然の声や人生感が込められた力作です。正しい「ゲンダイオンガク」の響きがここにあります。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226576 |