ホルショフスキ, ミェチスワフ(1892-1993)
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1942年にチェロの「神」になるはずであったE.フォイアマンが早世したあと、チェロ界に「王」として君臨したのはカザルスでした。ホルショフスキーやムーア、バウアー、シュルホフといった名伴奏ピアニストが常に座右にいましたが、もっとも相性が良かったのは、ホルショフスキーであったようです。二人の息が一心同体となったともいえる第5番の緩徐楽章における叙情性の気品高さ、続く最終楽章の困難なフーガの堅固な構築性はまさに圧巻とも云うべき箇所。そのボウイングについての解析すら研究対象になっているほどの名演です。華麗なブラームスのソナタは、チェロの求道者としてだけではなく、名人としての側面を見せています。(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110949-50 |