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ドゥフトシュミット, ロレンツ

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    ウィーン1700年 - オーストリアからのバロック音楽

    イタリアやドイツに押され気味な、17世紀ウィーンにおける音楽シーンですが、最近人気が出てきているビーバーやフックスをはじめ、多くの魅力的な作曲家がいます。バロック音楽ファンは必聴ですが、ハイドンやモーツァルトへと続くルーツ的な存在としても重要です。(2006/09/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999919-2

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    シェンク:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集(ドゥフトシュミット/リスレヴァン/ツェラー)

    はっきり申し上げて、めちゃくちゃ【良い】盤です。「ソロ イ短調」と「組曲 ニ短調」の2つの無伴奏作品などは、バッハの無伴奏チェロ組曲並みの傑作と申し上げてよいでしょう。「シャコンヌ ト長調」は、パッヘルベルのカノンを渋くしたような感触で、世が世ならヒットしてたかも。ガンバの音色を癒しと感じる貴方なら手許に置いておくべきアイテムです。ところでシェンクって誰かといえば、17?18世紀、アムステルダムを中心にガンバの名手として活躍した人です(名盤に作曲者の知名度関係無し!)。(2000/08/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999682-2

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    シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ/歌曲集(アルペジオーネとフォルテピアノ編)/ブルグミュラー:3つの夜想曲(ドゥフトシュミット/P. グルダ/ベルクミュラー)

    1820年代にウィーンのギター製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファー(1778?1853)により発明された、6弦の弦楽器「アルペジオーネ」。ギターのような24のフレットを持ちながら、チェロの特性も備えており「ギター・チェロ」という別名でも呼ばれ、発明から10年間ほどは高い人気を誇りましたが、やがて歴史の中に消えてしまいました。このアルバムではヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として知られるドゥフトシュミットがアルペジオーネの復元楽器を使い、名作「アルペジオーネ・ソナタ」を演奏。共演がパウル・グルダで、楽器がアルペジオーネが発明されたのと同じ1824年製のグラーフのオリジナルという点も見逃せません。5つの歌曲ではその直前に歌詞の朗読を入れることで、歌の無いアルペジオーネの演奏でも楽しめるようにしています。ピアノ 教則本の作曲家として知られるブルグミュラーの「3つの夜想曲」はギターの伴奏で演奏。こちらもアルペジオーネの発案者であるシュタウファーのオリジナル楽器を使うという徹底ぶりです。企画から演奏までこだわり抜いた一枚をお楽しみください。(2022/07/29 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555446-2

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    テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ TWV 40:1/音楽の練習帳 TWV 41:e5 and 41:a6 (アルモニコ・トリブート・オウストリア/ドゥフトシュミット)

    【あらゆる楽器の魅力を活かしたテレマン、ガンバでの活躍を大御所続々のアンサンブルで】あらゆる楽器の味わいを生かした作品を書いたテレマンの真価は、当時の古楽器で演奏してこそ伝わるといってよいでしょう。そのうえ演奏者が、それぞれの楽器の世界的名手たちだったら…そんな理想が結実したのが、Arcana屈指の人気アルバムのひとつであるこの作品集。当時すでに廃れかかっていたこの楽器のために無伴奏曲を書くなど偏愛をみせたテレマン随一の、協奏曲でも室内楽曲でもガンバならではの味わいが映える名品の数々が集められています。中心となるのはサヴァール門下のオーストリアの実力派ドゥフトシュミット。さらに他の演奏陣もベルナルディーニ、M.アンタイ、モリーニ…と驚くほど豪華な面々が揃い、これらの作品を味わう上で申し分のないスリリングかつ濃淡豊かな演奏の連続となっています。廉価での再登場が喜ばしい逸品と言えるでしょう。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A909

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    テレマン:室内楽作品集(ブルンマイア=トゥッツ/ホロウェイ/ドゥフトシュミット/ベッカー/モルテンセン)

    1737年秋、テレマンはかねてからの希望であったパリ旅行へと出かけました。フランスの音楽の中心であったパリで彼は8か月過ごし、演奏会を成功させ、王からは、自らの作品を出版できる特権を与えられたのです。しかしながら、1838年に出版された「新四重奏曲集」はパリで書かれたものですが、12の「パリ四重奏曲」は実はその前の1730年ハンブルクで出版されたものの再版なのです。どちらにしても、テレマンの最高傑作のひとつ。ホロウェイ、モーテンセンらの名手による満足のいく演奏でどうぞ。(2009/03/18 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777375-2

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    テレマン:パリ四重奏曲集第2集&第3集(ホロウェイ/ブルンマイア=トゥッツ/ドゥフトシュミット/ベッカー/モルテンセン)

    テレマン(1681-1767)の「パリ四重奏曲」の第2集です。第1集(777375-2)で4曲紹介しましたが、こちらの8曲で完結となります。テレマンがパリで人気者になるきっかけを作った曲集である「クァドリ(四重奏曲集)」は1730年にハンブルクで出版された曲集で、協奏曲、教会ソナタ、フランス風組曲がそれぞれ二つ、計6曲から構成されています。「新四重奏曲集」は1738年にパリで出版された6曲のフランス風組曲です。曲集ごとに作風の違いはありますが、一般的にはこの2つの曲集を併せて「パリ四重奏曲集」と呼ばれます。名前を見ただけで嬉しくなってしまう名手たちの饗宴をどうぞ。(2011/06/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777376-2

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    フックス:宗教音楽集(アルモニコ・トリブート・アウストリア/ドゥフトシュミット)

    フックス(FUXと綴る方)と言えば、対位法の先生として知らぬ者とていない、まるで受験の神様みたいな人物として今日までその名が残っていますが、そう言われると、いかにも本人の作品は面白みに欠けそう。でも、こっそり教えちゃいます。彼の声楽曲は、とっても気持ちいいんです。「死者のためのミサ曲」など、秘曲と呼んであげるに相応しい逸品(当盤で少ししか聴けないのが残念)。グレゴリアンも挟んで、癒されながら音楽史の裏道探索をどうぞ。(2003/04/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999850-2

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    マレ:ヴィオール曲集 第2巻、第4巻(抜粋)(ドゥフトシュミット/ボイセン/ヘーメルレ)

    (2005/01/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777007-2

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    ムッファト:組曲集と協奏曲集

    ムッファトはイギリスとスコットランドに父方の祖先を持ってフランスに生まれ、主にオーストリアで活躍した作曲家で、彼自身「フランスとドイツとイタリアの様式を混合した」と述べています。ここに収められた曲には、いろいろと変わった題名が付いていますが、「無二の友情」と「青年貴族」は組曲、「百年記念」「そこにいるのは誰?」「皇帝の戴冠」は合奏協奏曲、「幸運の星」はシャコンヌです。全体としては、ちょっと野暮ったくて暖かみのある素朴な音楽といった感じです。面白いのは標題的な2曲の組曲で、いきなり打楽器が闖入してきたりして楽しませてくれます。アルモニコ・トリブートは、12?18世紀の音楽を当時の楽器で演奏するオーストリアのグループです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999635-2