ローズ, ジル
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クラシック音楽の一大特徴として、西洋・ヨーロッパ以外の音楽的要素でも、巧みに融合してしまう「包容力」の大きさがあるのではないでしょうか。アラビア文化ももちろん例外ではなく、当盤は生粋のイラン人ヴァリの手による、民族色豊かな作品が収録されています。フルート協奏曲のソロパートのように、吹きながら声も出す(!)といったオドロキの特殊奏法で、民族楽器風の響きを模したりするのは(2の終わり近くのカデンツァ部分が分かり易い)、大変にユニークです。また敬虔なカトリック信者でありながら、異教的志向も見せたフランスの大作曲家、メシアンへのオマージュ作品5があることも、注目されます。(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557224 |
舞台は20世紀初頭。美しい貴婦人ヴァネッサは20年振りに会う客人を待っていた。その相手は、かつて不倫関係に陥り結局その愛は成就しなかったアナトール。しかしやって来たのは本人ではなく、その息子。ハンサムな青年を巡り、ヴァネッサとその姪エリカは三角関係に。その悲劇的結末...。今日ならさしずめワイドショー的ストーリーを、20世紀アメリカを代表するバーバーは格調高く、緊迫感漲るオペラに仕立てました。6歳で「アイーダ」を見てから声楽曲に、当然オペラに強い愛着を持っていた作曲者としては念願の初オペラ。単独ではアリアが演奏されることはあるものの全曲盤は稀少。是非お試しあれ!(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669140-41 |
メリーランド州アナポリスの音楽一家に生まれ、父からヴァイオリン、母からピアノを学んだフェアマンは10代でファゴットを始め、第二次世界大戦に軍隊に入隊するまではフィラデルフィアのダンス・バンドでファゴットを吹いていたという経歴を持っています。エンジニアとして働きながら音楽を続けていましたが、1993年からは交響曲の作曲を始め、マッキンリーに師事し、より素晴らしい作品を創り上げました。このアルバムには未発表だった4曲を収録。名手ストルツマンを迎えたクラリネット協奏曲では、成功への道のりに至る痛みと喜びが歌い上げられています。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :Navona |
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カタログ番号 | :NV5863 |
たまには現代音楽らしい現代音楽を聴きたくなる貴方に推薦するのが現代アメリカのロックバーグ。神話に題材を求めた「パイドラ」は、半音階的な音の洪水が何故かカッコよく感じられるから不思議、手に汗握る迫力で、最後まで飽きさせません。叫び声まで使う、女性歌手の表現力の幅広さは拍手喝采もの!バレエのための音楽「ブラック・サウンド」のオーケストレーションも素晴らしく、演奏時間12分過ぎからの猛烈な高揚は、この部分だけ繰り返し聴きたくなるほど。「ドイツの三大S」と称される一人シャイトによる管弦楽曲には、作曲者の作曲様式の多様性が伺えます。作曲者自身による曲へのコメント付き。(2003/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559120 |