アニシモフ, アレクサンドル
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ラフマニノフを好きになってきた貴方にお薦めの好アイテムです。交響曲第1番は、指揮のグラズノフが酔っ払っていたという曰く付きの初演が悲惨な失敗に終わったため、再評価に時間がかかってしまいました。確かに構成感に問題があるものの、お得意の美しく息の長いメロディーや、終楽章の脇目も振らぬ猪突猛進ぶりなど、若きラフマニノフの快進撃を存分に楽しめます。この青春の交響曲に、ナクソスは録音が稀少の初期作品「奇想曲」を並録しました。リムスキー=コルサコフばりの色彩的管弦楽曲で、コーダの爆発などは聴き逃せません。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550806 |
憂愁の色の濃いスラブ情緒と甘く切ないロマンティシズムをたっぷり詰め込んだ、ラフマニノフ最高傑作の一つがこの第2交響曲です。演奏時間1時間弱の大作で、冗長と批判されることもありますが、それがいったいなんだというのでしょう! こんなに美しい音楽は2時間でも3時間でも聴いていたいものです!! 特に白眉となるのは第3楽章で、クラリネットで奏される主旋律は身も蕩けるほどの甘美さ、音楽史上でのこの楽器の最も素晴らしい用例の一つといっても過言ではありません。もちろんその他の楽章も充実を極めており、ラフマニノフのメロディーメーカーとしての資質はピアノ独奏曲よりも、むしろこういった分野で満開になっているともいえるでしょう。(2001/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554230 |
ラフマニノフは、ロシア革命後にアメリカに亡命します。しかし、愛するロシアの大地を離れた後、彼の作曲量は激減します。そんな人生の最後の30年間に作られた数少ない作品の中で、交響曲第3番は屈指の傑作と言える存在です。深い憂愁を秘めたスラブ的叙情が全体を支配し、枯淡の境地すら思わる・・・ロマン派最後の巨人の晩年を物語る内容と言えるでしょう。余白に収められた「メロディー」と「道化役者」は、元来ピアノ独奏曲として書かれた作品を、作曲者自身が管弦楽用に編曲した比較的珍しいものです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550808 |