バケルス, ケース(1945-)
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ベートーヴェン以降、大作曲家と呼ばれる人たちが交響曲を「第9番」までしか書けなかった音楽史の七不思議。その謎を体験するには、できるだけ種々の「第9番」を集めるしかない!というわけでヴォーン=ウィリアムズも忘れないでください。初演時の聴衆の評判も芳しくなかったという、謎めいた楽想が聴き物です。「第5番」を初めて聴く方は「何て地味なんだ」と溜息をついてしまうかも。しかし、第2次世界大戦中に初演された事実を踏まえて反復鑑賞するうちに、知らぬうちに病みつきになってしまう、これまた摩訶不思議な「第5番」です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550738 |
「南極交響曲」、何ともそそる題名です。音を聴いてみれば期待通り、映画のための音楽を素材として交響曲にまとめられただけに、聴き手の耳をそそり続けます。大管弦楽に歌詞の無いソプラノ・ソロと女声合唱、風音器も加わり、南極の壮大な自然の厳しさとそれに挑戦する人間(エピローグは泣ける)を描きます。当盤では各楽章に作曲者が引用して寄せた文章の朗読を最後にまとめて収録、ナクソスは親切です。標題性が薄い代わりに純音楽的に楽しめる「第8番」もお忘れなく。カヴァティーナの哀しい美しさは絶品、他の楽章は元気です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550737 |
デンマークの偉大な作曲家ニールセンと言えば、交響曲だけが広く好まれている感がありますが、実は意外と録音も多い傑作が、ここに聴く3つの協奏曲。交響曲の次に聴くのに最適な一枚としてお薦めします。自身が親しんだ楽器ヴァイオリンのための協奏曲は、ニールセンらしい交響楽的力感とノルウェーのグリーグばりの抒情との絶妙なブレンド、第2楽章のテーマにバッハの名前を借用などが聴きどころ。初演の指揮をした甥に「他の惑星からの音楽」と言わしめたクラリネット協奏曲はドラムと、フルート協奏曲はトロンボーンと、いずれも独奏楽器とのバトルが興味津々です。(2000/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554189 |
(2008/09/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572098-99 |