ハーゼルベック, マルティン(1954-)
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ベートーヴェン時代の楽器を用い、小編成で演奏を行うウィーン・アカデミー管弦楽団とマルティン・ハーゼルベックが追求する「RESOUND BEETHOVEN」のシリーズ、今回の第6集には、比較的小規模な編成ながら、独創的な工夫が凝らされた「交響曲第8番」とベートーヴェン自身がクレメンティの勧めによって「ヴァイオリン協奏曲」をピアノ用に編曲した「ピアノ協奏曲 ニ長調」の2作を収録。独奏のヴァリッシュが演奏する楽器は、ベートーヴェンが活躍した時代に製作された1825年製のフォルテピアノで、演奏場所もベートーヴェンの重要作品が多く初演されたオーストリア科学アカデミー(旧大学)という凝ったシチュエーション。18世紀初頭に響いたであろう音が余すことなく再現されています。(2018/06/29 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA477 |
マルティン・ハーゼルベックと、彼が率いるウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から取り組んでいるプロジェクト「RESOUND BEETHOVEN」。音楽学者とともに、ベートーヴェンの初演時の状況を徹底的に検証し、当時と同じ楽器、編成を用い、初演会場までをもほぼ同じにして録音を行うという取り組みです。これまでに交響曲は全曲がALPHAレーベルからリリースされ、高評価を得ています。今回CPOから発売されるのは、ピアノ協奏曲第1番から第5番と、本来第2番の最終楽章として想定されていたWoO6のロンド、そしてヴァイオリン協奏曲の編曲であるピアノ協奏曲ニ長調という組み合わせ。CD3の収録曲は既にALPHAレーベルから発売されていますが、今回はそれらも組み込んだ3枚組BOXとなります。録音場所やオーケストラの編成はもちろんのこと、協奏曲第1番、第2番、ロンドはベートーヴェンが実際に奏でていた楽器を使用するなど、徹底したこだわりを見せる今回の録音は、ベートーヴェン時代の音楽の再現を試みた貴重なものです。(2020/04/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555329-2 |
マルティン・ハーゼルベックと彼が率いるウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から取り組んでいるプロジェクト「リサウンド・ベートーヴェン」。音楽学者とともに、ベートーヴェンの初演時の状況を徹底的に解析、検証し、当時と同じ楽器、編成を用い、初演会場までをも同じにし、録音を行うという取り組みです。もちろん、初演会場が残存していない場合もありますが、そこは歴史あるウィーンの街。いくつかのホールは当時そのままの姿で残っているのも、このプロジェクトが実現した要因の一つでしょう。第7作となるこのアルバムは、ピアノ協奏曲第4番と交響曲第4番の組み合わせ。このほぼ同時期に作曲された2曲は、1807年3月にウィーンのロプコヴィツ侯爵家の私的演奏会で初演されており、今回のライヴ録音も、由緒あるロプコヴィツ邸で初演時の風景そのままに行われた演奏会をまるごと収録しています。ピアノを演奏しているのは、前作の“ニ長調”と同じくゴットリーブ・ヴァリッシュ。1825年製のピリオド楽器を使用し、ベートーヴェンのオリジナルに近い音を追求しています。(2018/12/21 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA478 |
「名教師必ずしも名作曲家ならず」とは音楽史上の常識ですが、伊人ポルポラもナポリ楽派云々よりも、ヨーゼフ・ハイドンの声楽の師として有名なだけ。しかしこの旧約聖書を題材にしたオラトリオには驚きました!音楽は弾みまくってるし(ヴィヴァルディの分かり易さとも共通)、特にアリアは千変万化で良い曲揃い。何でもオペラチックなスタイルが初演当時の宮廷趣味に合わず、約250年間も放っておかれたそうで。当盤で指揮のハーゼルベックが発掘、もちろん初録音です。ハイドンって、先生にも恵まれていたのね。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999615-2 |
両親はスコットランド人、自身もフランスやイタリアに住んだことがあるドイツの作曲家ムファット(息子ゴットリープも有名な作曲家)、その印象的な名前だけは音楽史の書物で頻繁に見かけますが、何故か録音に恵まれず、知られざる才能のままでした。オルガン曲の代表作「オルガン音楽の練習」を、ナクソスはCDでは初めてまとめて録音しました。教会旋法の順に並べられたトッカータ集、荘厳無比の冒頭から、紛れもないドイツの伝統を感じさせ、耳を楽しませます。大バッハの一世代前に属し、ザルツブルクで宮廷オルガニストを務めたほどの人物の業績、ご堪能ください。(2000/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553917 |
ドイツ音楽の背骨を成す作曲家の才能を堪能バッハ以降に大いに発展するドイツ音楽、その基盤作りに貢献した大作曲家の一人ムファットによる、17世紀ドイツが生んだオルガン音楽の中でも名作として知られる「オルガン音楽の練習」、第1集(8.553917)の続編です。教会旋法の順に作曲した12曲のトッカータ、いずれも見事ですが、特に第9番の金縛りの冒頭や、第12番の、曲集を締めくくるに相応しい堂々たる威容、千変万化の音色には、素直に感動させられます。ムファットの四百を超えると思われるオルガン曲から、有名な「シャコンヌ」や楽しげな7などを併録。指揮者としても有名な独奏者にもご注目ください。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553990 |
時には芸術音楽に造詣の深い指導者もいるでしょうが、神聖ローマ帝国の歴代皇帝がこのように登場して、続々と自分の作品を聴かされてしまうと、「当時の皇帝って、一体!?」と驚くよりありません。音の量的にはスカスカでも敬虔さがたまらないフェルディナンド、アレッサンドロ・スカルラッティばりの本格的ソプラノ独唱カンタータを書いたヨーゼフ、トランペットの掛け合いが楽しいレオポルド、いずれも王様の余技のレベルを遥かに超えています。唯一皇帝ではない作曲家シュメルツァーによる「哀歌」の曲調が全く悲しくないのは不思議です。(2002/05/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999681-2 |
以前、他レーベルからリリースされていたハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団の演奏をひとまとめにしたBOXの登場。最近ではベートーヴェン作品を初演時の編成と演奏法で再現する一連の「リサウンド・ベートーヴェン」が話題となっているハーゼルベックですが、こちらのリスト演奏も高く評価されています。ベートーヴェンとは異なり、リストの管弦楽作品でのピリオド楽器演奏は、現在でもあまり数が多くなく、このハーゼルベックの演奏はとても貴重なものと言えるでしょう。余分な虚飾を取り去り、すっきりとした響きで聴くリストは耳に新鮮です。あまり聞く機会の多くない作品も含まれており、リスト好きの方にもオススメのBOXです。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99150 |