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ペッレグリーニ四重奏団

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    シュナーベル:弦楽四重奏曲第1番/ノットゥルノ(フレンケル/レルケ/ペッレグリーニ四重奏団)

    当時オーストリア領であったクンツェンドルフのユダヤ系の家庭に生まれたシュナーベルは、幼い頃から天才少年ピアニストとして才能を発揮、1901年には自作のピアノ協奏曲をベルリン・フィルと共演、大変な成功を収めました。ただし、この頃の作品はブラームスやシューマンから影響を受けた穏健なものであり、本人もあまり気に入っていなかったようです。1912年頃からは室内楽の演奏にも力を注ぎ(当時の)現代音楽にも理解を深め、シェーンベルクの作品なども好んで演奏していました。そんな経験は彼の創造性にも深く影響を及ぼし、作曲家として研鑽を積むうちに、自らの作風もアバンギャルドなものを取り入れるようになったのです。1914年に書かれた「夜想曲」は、彼の妻となったテレーゼ・ベーアのために書かれたものですが、昔の保守的な作風はすっかり姿を消し、機能的な調性と拍子記号の呪縛から逃れています。弦楽四重奏第1番も形式は古典的ながら、やはり作風は現代的で、ピアニストとしてはブラームス以降の作品を演奏しなかったピアニストとしての姿とは、かなり違った雰囲気を宿しています。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777622-2

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    ハイドン:太陽四重奏曲集 Op. 20 (ペリグリーニ四重奏団)

    この作品は俗に「太陽四重奏」と呼ばれますが、その理由は、ある出版社の楽譜の表紙に太陽が描かれていただけで内容には全く関係ないというのが本当のところのようです。従来のディヴェルティメントの様式から、一歩進んだ独自の形式の構築を目指し意欲的な作品を書くことを目論んだハイドンでしたが、あまりにも気負い過ぎて以降10年近く弦楽四重奏を書くのは止めてしまったのでした。そのくらい気合の入った作品です。ここで演奏しているペレグリーニ四重奏団は、1989年に結成された中堅の団体で、幅広いレパートリーを誇る名手たちです。(2008/05/09 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777173-2

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    ブゾーニ:弦楽四重奏曲第1番、第2番(ペッレグリーニ四重奏団)

    ブゾーニの2つの弦楽四重奏曲は、いずれも青年時代の作品です。ただ、ブゾーニは非常に早熟で、10代半ばから堂々たるロマン派作品を書いていた為、この2曲も「若書き」という感じはしません。特に第1番は、19世紀半ばに書かれた弦楽四重奏曲として聴けば、結構な傑作ではないかと思えてきます。第2番も基本的には似た感じの曲ですが、時折、アレアレという不思議な半音階的ズレを描く事があり、後年の作品に繋がる要素が見え隠れして来ています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999264-2