サッコーニ四重奏団
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2001年の結成以来、不動のメンバーで活動を続けるイギリスのサッコーニ弦楽四重奏団がウィーン古典派の大作2曲をカップリングした大胆な1枚。破格の7楽章構成で極めて独創的なベートーヴェンの第14番と、デモーニッシュな楽想に満ちたシューベルトの第14番「死と乙女」です。選曲の理由を「20年以上弾き込んで、最も強い心の絆を感じ、私たちを情熱的にさせ、私たちの演奏で聴いて欲しいと願う曲だから」と語っています。2022/23シーズンにはベートーヴェンの第14番を照明を落とした舞台で暗譜で弾く「ベートーヴェン・イン・ザ・ダーク」というコンサートを行うほどの入れ込みよう。両曲ともコントラストの大きな演奏です。グループ名はイタリアのヴァイオリン製作者・修復家でストラディヴァリの研究者としても名高いシモーネ・フェルナンド・サッコーニ(1895-1973)にちなんでおり、2つのヴァイオリンとヴィオラはサッコーニ作の楽器です。(2023/11/17 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100265 |
探せば探すほど良い曲が見つかる作曲家がフィンジ。彼の声楽曲も、ちょっと侮れません。特に注目していただきたいのは「小道と踏み段を通って」。ピアノ伴奏ではなく、弦楽四重奏をバックに歌われますが、この伴奏部が、いかにもフィンジらしい美しさを誇ります。「大地と空気と雨」には、フィンジの歌曲中でも最も成功作で、うきうき気分の「ローリクム=ロールム」、さらに抒情味満点の「リズビー・ブラウンへ」を含みます。以上2曲はトマス・ハーディの詞によりますが、「ある詩人に」はそれぞれ異なる詩人をテキストに使用しています。曲・演奏・録音、いずれも質の高いアルバムです。(2007/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557963 |