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アラディア・アンサンブル

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    パーセル:劇場音楽集 2 (アラディア・アンサンブル/マロン)

    イギリス・バロック期の最大の音楽家パーセル(1659-1695)。彼の父も叔父も音楽家で、また弟も音楽家になるという音楽一家に生まれたパーセルは、幼少期に王室礼拝堂の少年聖歌隊に入り、変声期を迎えた後は、名オルガニスト、ジョン・ブロウに学びます。写譜係として古い時代の作曲家たちの作品を研究、これによって伝統的なスタイルを身につけ、18の時に王室弦楽合奏隊の専属作曲家に就任します。その2年後にはウェストミンスター寺院のオルガニストにも任命され、以降、36歳でこの世を去るまで膨大な作品を遺すこととなるのです。そんな彼の劇音楽は、主に晩年の5年間に集中的に作曲され、どれもユニークで、規模は小さいものの、歌劇にも近い佇まいを持ったものです。「女房持ちの色男」はややきわどいコメディで、「後悔したチェリアの横たわるをみよ」は独立して演奏されるほどの人気を誇っています。スペインの修道士の物語、当時の人気女優のために書かれた「アンソニー・ラヴ卿」、英雄的な悲劇「オーレン=ジープ」の異国的な雰囲気、1693年に初演された皮肉たっぷりの「年老いた男やもめ」と、楽しくウィットに富んだ音楽がたっぷり味わえます。NAXOSが誇る古楽指揮者マロンとアラディア・アンサンブルの息のあった演奏です。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573280

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    パーセル:劇場音楽集 1 (アラディア・アンサンブル/マロン)

    たった36年の短い生涯に膨大な曲を残したイギリスの天才、パーセル。まさにモーツァルトに匹敵する才能の持ち主でした。彼の劇場音楽のほとんどは晩年(!)の5年間に書かれたもので、陽気で騒がしい曲から荘厳な曲と、あらゆる要素を含んだ楽しい曲ばかりです。ロンド、メヌエット、シャコンヌなど舞曲の宝庫でもあります。(2008/05/09 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570149

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    ベスト・オブ・パーセル

    イギリス・バロック音楽の最大の音楽家であるパーセルの名曲集です。王室礼拝堂の少年聖歌隊で学んだ後、チャールズ2世の時代に「国王の楽団」の作曲家、及びウェストミンスター寺院のオルガニストとして活躍、36年という短い生涯に膨大な作品を残しました。ここで聴けるのは彼の作品の中のほんの一部ですが、イギリスの上品さと典雅さを一身に集めたかのような輝かしく美しい曲を存分に楽しめます。歌劇「ダイドーとイニアス」の中の「ダイドーの嘆き」はポップスなどにも編曲されていたり、トランペット・チューンなどはCMで使われたりと、存外身近にある作曲家なのだな・・・と感激してしまったりもします。(2009/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556839

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    J.S. バッハ:クリスマス・カンタータ集(ドーズ/アラディア・アンサンブル/マロン)

    21世紀に至るまで、これでもかと演奏され続けてきたバッハ。それでもなお、新しい視点でのアプローチの可能性を示唆する演奏の登場です。このカナダのアンサンブルは、古楽器の素朴な音と少人数の声楽アンサンブルの抜群の清澄感で、歌い古されたカンタータの美を改めて私たちに気づかせてくれます。収録の3つの作品は、いずれもクリスマスでの演奏に好適ですが、その多彩な音楽表現の見事さはため息もの、さすがはバッハ!こういう音楽があれば、毎年心豊かにクリスマスを迎えられそう。指揮者のマロンによる、演奏のコンセプトについてのコメント付き。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554825

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    ブクステフーデ:宗教的カンタータ集(ホワイト/アラディア・アンサンブル /マロン)

    大バッハも尊敬したオルガニスト、ブクステフーデ。作曲家としての彼の魅力はオルガン曲だけに限りません。声楽曲の美しさも出色で、このジャンルを聴かないのは勿体ない!当盤に収録されたカンタータは、独唱者3人のための物が3曲と、独唱者1人のための物が4曲。特に後者に含まれる「全地よ、主をたたえよ」は独唱パートが難しく、ブクステフーデの代表作の一つに数えられています。オルガン独奏曲「パッサカリア」を指揮者が弦楽合奏に編曲したバージョンが聴けるのも、嬉しいところです。指揮者マロンの美意識に感服させられる演奏が揃っています。(2004/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557041

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    ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(アルカディア・アンサンブル)

    「メサイア」の3年前に書かれたこの「エジプトのイスラエル人」、初演は大失敗だったと伝えられています。理由は、華々しいアリアがなくお目当ての歌手が出なかったせいだ、とか聖書のテキストをそのまま使ったからだとか、様々あるようですが、逆に言えばこれほどまでに合唱に重点の置かれた作品もなく、管弦楽の真に迫る描写も見事過ぎると言えましょう。通常カットされる第1部(キャロライン王妃の葬送アンセムHWV264より流用)も演奏されている貴重な2枚組です。(2009/01/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570966-67

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    ヘンデル:歌劇「リナルド」(アラディア・アンサンブル/マロン)

    タッソーの「解放されたイェルサレム」を原作とするオペラ。十字軍の英雄リナルドが、イェルサレムの王アルガンテや女魔術師に立ち向かい、最後は勝利する物語。ヘンデルが英国で発表した最初のオペラで、大変な成功を収めました。21世紀に入り、日本のテレビCMやドラマなどで使用され、降ってわいたような人気となったアリア「私を泣かせてください」(CD2の7)を含んでいるのが、実はこの「リナルド」。ナクソス価格だから、全曲を体験するチャンス到来です。さらに、演奏はマロン率いるアレイディア・アンサンブルが登場しますから、質の高さは保証済み。打楽器のサウンドが効果的です。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660165-67

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    ヘンデル:合奏協奏曲集 Op. 6 (アラディア・アンサンブル/マロン)

    この合奏協奏曲 Op.6は、数あるヘンデル(1685-1759)の作品の中ではどちらかというとマイナーな曲集に属するものかもしれませんが、この中には18世紀最高の音楽がいくつも含まれています。様々な色彩的な響きと舞曲のリズム、宮廷の優美さ、コレッリなど他の作曲家たちからの影響…など興味深い要素が盛りだくさんなのです。ヘンデル54歳、1739年の9月から10月まで、およそ1か月足らずの期間に一気に書かれた作品で、その勢いと流麗さには思わず舌を巻くことでしょう。マロンの演奏は全体的にしっとりとした音色を用い、過度に華美になることのない落ち着いたものです。本来は弦楽合奏の曲ですが、1,2,5,6番ではヘンデルが付け加えたオーボエ・パートを加えて演奏しています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557358-60

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    ヘンデル:組曲「水上の音楽」/組曲「王宮の花火の音楽」(アラディア・アンサンブル/マロン)

    ヘンデルの器楽分野における最高の遺産は、言うまでもなく「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」であり、基本アイテムとしておさえておきたいものです。マロン率いるカナダの名アンサンブルなら、普通に演奏するだけでも美しい演奏が期待できますが、18世紀のスコアにあたって丹念に譜読みして考え抜いてきた指揮者が、初の成果を盛り込んでくれているのです!それは「平和」におけるフルート・トラヴェルソの使用で、美しい効果をあげています。この他にも、快速なテンポや、舞曲における打楽器の付加など、全体にわたって工夫が施されています。やり尽くされた感のある名曲を決して古びたものにしないのがマロンの手腕です。(2006/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557764

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    ボイス:交響曲第1番 - 第8番 Op. 2 (アラディア・アンサンブル/マロン)

    ヘンデルの25歳年下になるボイスは、18世紀イギリスを代表する作曲家で、今日でも教会用の声楽曲がしばしば演奏されますが、最も録音に恵まれている作品が、この「8つのシンフォニア」。声楽曲や舞台音楽の序曲として書かれたこれらの短いシンフォニアは、フランスとイタリアの音楽趣味を兼ね備え、この楽しさ、美しさは、何度でも聴きたくなる魅力に満ちているからこそ、名演奏家たちもとりあげてきたのでしょう。ティンパニが活躍する華やかな「第5番」は特にお薦め。ナクソスの看板古楽奏者であるマロン率いるカナダのアンサンブルによる、どこまでも美しい、新たなボイスの名盤をお届けします。(2005/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557278