バルトルディ・ピアノ四重奏団
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神童として幼い頃からその才能を遺憾なく発揮したメンデルスゾーンの面目躍如たる2つのピアノを含む室内楽作品です。ニ長調のピアノ六重奏曲は、作品番号こそ大きいものが付けられていますが、実際は1824年、15歳の頃の作品です。ヴァイオリンと2台のヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノのために書かれており、低い音に重心が置かれた「落ち着いた響き」に充たされた作品です。豊かな響きと屈託なく溢れる歌心。伸びやかな第1楽章、嬰ヘ長調のゆったりとした第2楽章、せわしなく動き回る第3楽章、堂々とした最終楽章まで聴いてみると、これが15歳ほどの少年の手によって書かれたものとは到底信じられないほどです。楽章間も綿密な関連性があり、第3楽章の主題が最終楽章で回帰するところなど、まさにため息ものの素晴らしさ。作品番号第1番のついた四重奏曲は1822年の頃の作品。13歳のときに書かれたこの曲にはさすがにあどけなさが見られますが、やはり巨匠の風格を感じさせるものです。演奏は1968年に創設されたバルトルディ・ピアノ四重奏団によるものです。作曲家の名を冠したアンサンブルによる敬意溢れる力強い音楽を楽しむことができます。 ( 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550966 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :1987.10.01 |