オスロ四重奏団
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デンマークから一人だけ作曲家を選ぶならやはりカール・ニールセンになるでしょう。その後のデンマーク音楽の支柱となったのは勿論、交響曲は国際的にスタンダード化しました。そのせいか他のジャンルが今ひとつ人気を獲得できない、室内楽もそうでした。しかし当盤の冒頭を聴けば、インパクト大のオープニング以下、シンフォニックで骨太、ぎっしり中身の詰まった音楽に驚かされます。「第4番」の方は、抽象度の高い音楽を好む方に強くアピール、時折登場するトリルの幽霊っぽさや、第2楽章の宗教的な祈りが聴き物。ナクソスでは既にグリーグが大好評のノルウェーのグループの演奏です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553907 |
デンマークが生んだ国際的交響曲作家ニールセンの、初期の弦楽四重奏曲2曲をお届けします。いつも肩が凝るくらい真面目に音楽を構築する彼の本領が発揮され、共に古典的な四楽章形式をとり、ベートーヴェンやブラームスのシンフォニーの延長上にあるような趣きの、力のこもった、男のロマンを滲ませた佳品です。特に「ヘ短調」の熱血のフィナーレなどは、出色の出来栄え。なお、作曲と出版の前後の関係で、四重奏曲の番号とOp.番号の順序は逆になります。ノルウェーの主要管弦楽団で首席を務める若き奏者たちの熱演も聴き物です。(2000/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553908 |