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クレメラータ・バルティカ

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    クリエーション~ロッケンハウス室内楽音楽祭40周年記念(アルトシュテット)

    【ロッケンハウス音楽祭40周年を祝う、新作ばかりを豪華アーティストの共演で】ギドン・クレーメルが中心となり、1981年にオーストリアのロッケンハウスで始められた室内楽音楽祭。40周年となる2021年はコロナ禍の中ながら無事に開催され、ヘレナ・ヴィンケルマンとラファエル・メルランによるチェロ協奏曲2曲が現在の芸術監督ニコラ・アルトシュテットのソロで初演されたほか、音楽祭に所縁のあるアーティストたちが多数の新作を寄せました。ヴィンケルマンの協奏曲が25分で「ソネット74」が9分ほど、メルランの協奏曲が15分ほどあるほかは、ほとんどが1分前後、長くて3分台という演奏時間の小品ばかり。エサ=ペッカ・サロネン、レーラ・アウエルバッハ、エリッキ=スヴェン・トゥールなどの人気作曲家や、パトリツィア・コパチンスカヤ、オッリ・ムストネンといった気鋭の演奏家たちによる作品が次々と現れ、まるで万華鏡のような面白さです。音楽祭の創立者クレーメルのほか、参加アーティストの豪華さもこの音楽祭ならでは。(2022/07/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA861

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    T. コッペル:ロスアンジェルス・ストリート 協奏曲/ムーンチャイルズ・ドリーム/ネレの舞曲集(ペトリ)

    リコーダーの妖精と呼ばれて人気を集め、現在もなお第一人者として活躍中のペトリが、はらかずも追悼盤になってしまった作曲家の協奏曲を演奏。「ムーンチャイルズ・ドリーム」はBMGにも録音があり、コペルのポップ感覚あふれる音楽が世界的に知られるようになった曲。ペトリの演奏を想定した作品集であり、北欧音楽ファン、リコーダー・ファンは必聴です。(2006/08/01 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226021

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    ミカラ・ペトリ50歳誕生日記念コンサート・ウィズ・クレメラータ・バルティカ

    現代最高のリコーダー奏者、ミカラ・ペトリの50歳誕生日を記念して催されたコンサートのライヴです。幅広いレパートリー(現代音楽の紹介にも熱心!)を持つ彼女だけに、ここでの選曲もとても練られたものとなっています。最後に演奏された「ハッピーバースデイ変奏曲」はクレメラータ・バルティカが得意としている曲で本来は14の変奏からなる作品ですが、ここではその中の4つだけ演奏されています。できることなら全曲演奏してほしかった・・・。というのは無理な相談でしょうね。(2009/04/15 発売)

    レーベル名:OUR Recordings
    カタログ番号:8.226905

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    ルートヴィヒを探して - ベートーヴェン/ソッリマ/フェレ(クレメラータ・バルティカ/ブルネロ/クレーメル)

    【クレーメルALPHAに登場!ブルネロと組んだベートーヴェンへのトリビュート・アルバム】ベートーヴェン生誕250年を記念する、趣向を凝らしたアルバムがまた一つ誕生します。クレーメルとブルネロという二人の名手がタッグを組み、クレメラータ・バルティカと共に、名作とされる晩年の弦楽四重奏曲を弦楽合奏版で収録したという嬉しいもの。さらにはベートーヴェンに触発された近年の作品2つを収録し、楽聖の遺産が現代の私たちにどのような影響を与えているかを掘り下げるという、興味深いものです。アルバムのメインは何と言っても2曲の弦楽四重奏曲。ベートーヴェン最後のまとまった作品である第16番はブルネロの指揮による演奏。そして第14番はヴァイオリンを担当しながらのクレーメルの指揮となっています。いずれもクレーメルの念頭にはバーンスタインがウィーン・フィルと残した録音があったようですが、その濃厚な味わいとは違う、クレメラータ・バルティカらしい歌心と生き生きとしたフレージング、見通しの良いサウンドが、現在ならではのベートーヴェン像を感じさせる素晴らしい演奏に仕上がっています。冒頭に収録されているのは、モナコに生まれフランスでシャンソン歌手として活動したレオ・フェレによる作品。革新的な思考を持った彼はベートーヴェンに深い共感を抱いていたようで、「エグモント」序曲に詞を付けていたり、「コリオラン」序曲を指揮する映像が残っていたりします。こちらに収録された作品は、弦楽四重奏曲 第16番の自筆譜に書きつけられた「かくあらねばならぬか?かくあるべし!」という言葉がモチーフとなったもの。イタリア語でまくしたてるように語られるテキストは、「音楽はどこにあった?それは特別なところではなく、民衆の元にあるべきだ。ベートーヴェンはストリートにある!」といった内容。フェレ自身がオーケストラを指揮しながらアジる版や、ギターなどによる版がありますが、ここではイタリアの作曲家シヴィロッティによる編曲版にフェレの声をかぶせています。ヴェネツィアの方言で「隠された音」を意味するタイトルのソッリマの作品は、ブルネロの師でありヴェネツィア出身だったイタリア弦楽四重奏団のチェリスト、フランコ・ロッシに捧げられたもので、彼が子弟によく語った「楽譜の中に隠された音に注意を向けなさい」がタイトルのモチーフ。1968年にトリノで刊行された、ベートーヴェンの未出版作品から走り書きまでを網羅した作品目録「ビアモンティ目録」の中からソッリマが見つけた宝のようなフレーズの数々を元に、チェロ・アンサンブルのために書かれました。ここでは弦楽合奏への編曲版にて収録しています。ベートーヴェンの発想を詰め込んだような、魅力的な曲想が次々と登場します。(2020/10/23 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA660