アルカン・トリオ
Search results:1 件 見つかりました。
同時代人のリストやショパンも一目おき、ブゾーニに高く評価されたアルカンは、神をも恐れぬ超・超絶技巧と前衛的・実験的な試みに満ちたピアノ書法により、一度は忘れかけられたものの再評価の機運が高い作曲家ですが、室内楽の分野でも数は少ないながらも大変な問題作を残しています。ピアノの低音部のクラスターによる不協和音が荘厳に響き渡る第2楽章「地獄」がとりわけ強烈なピアノとヴァイオリンのための協奏的大二重奏曲(嬰へ短調という調性の選択も大胆)、狂乱的にサルタレッロのリズムで踊り狂う終曲を持つチェロとピアノのための演奏会用ソナタなど、演奏は異常なまでに困難でも、聴くには興味深くユニークな音楽をお楽しみください。*8.223383の再発売品(2001/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.555352 |