コンチェルト・デッレ・ダーメ・ディ・フェッラーラ
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ここに聴く21の小曲(1は後年のマドリガーレ集第8集でも有名な序奏)は、三つの声部(ここでは女声3人の歌唱)のためのイタリア語の歌で、作曲者17歳で出版されたものです。簡潔で器楽伴奏も最低限、後のモンテヴェルディ作品のように新しい時代を開く革新的なものではないものの、既に凡人とは違う歌心を感じさせますが、それもこのイタリア人たちの演奏のおかげ。モンテヴェルディをかなり聴きこんだ人でも「こんな素晴らしい曲集だったのか」と評価を一変させそうな美演。録音そのものが珍しいところで、ナクソスは驚かせてくれます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553316 |
ナクソスは音楽史のCDカタログの空白も埋めます。大家モンテヴェルディの全作品のCDを集めるのに、録音が殆ど無くて困ってしまう三声の「音楽のたわむれ」(後年の一、二声の同名の曲集ならまだ録音があります)、その全18曲の新録音の登場です。曲は器楽伴奏付き、結構な長さになることもある、多くは愛をテーマにしたマドリガーレ集。6を聴けばおわかりにように、思わず体を動かしたくなるような、モンテヴェルディならではの音楽の力に満ちています。ソプラノ2人とバス1人の歌手を含むイタリア人演奏家たちの気品を大切にした演奏でどうぞ。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553317 |
初期バロック音楽最大の作曲家、モンテヴェルディの作品集です。歌劇の様式の発展にも重要な位置を占めた人としても知られ歌劇「オルフェオ」は現在でも頻繁に演奏されます。1567年にイタリアのクレモナに生まれ、1590年にマントヴァの宮殿に仕え、1602年に宮廷楽長となりました。対位法(各声部の絡み合いの扱い)の扱いに優れ、次々に新しい多声音楽(ポリフォニー)の書法を編み出しましたが、のちに旋律線を重視し、器楽の伴奏を伴うモノディ様式へと作風は変化していきました。ここら辺が歌劇の始まりになったとされています。代表作の「聖母マリアの夕べの祈り」の清冽な美しさは他の誰にも書き得ない世界です。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556841 |