フィボナッチ・セクエンチェ
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多民族の移民国家であるアメリカのクラシック音楽は、当然のことながら様々な要素、すなわちロマン派や印象派といったヨーロッパのクラシック音楽に加え、ジャズやポピュラー音楽、あるいは黒人霊歌やラテン音楽の影響などが反映され、人種ならぬ音楽種の坩堝といった様相を呈しています。NAXOSのアメリカン・クラシックス・シリーズでは、そんなアメリカ音楽を多角的に取り上げてきましたが、その中からハイライトともいうべき楽曲を、なるべくバラエティーに富ませてピックアップしてみました。特に当シリーズが初めてという方には、結構意表を突く出会いがあるかもしれません!(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559200 |
少年期にラヴェルとドビュッシーに出会って人生が変わり、米国現代音楽界を代表する作曲家に成長したローレム。声楽曲に焦点が当てられることが多い人物ですが、当盤で聴く3つの室内楽の充実ぶりは驚きです。特に注目はカトリックの一日の祈りをテーマにした「時祷書」で、フルートとハープだけで表現する敬虔な感情、音空間の美しさは必聴です。カプリシャスなヴァイオリン独奏で始まる「夏の終わり」や、一聴しただけではタイトル"ショパン"との関連(実はピアノ・ソナタ第2番終楽章がもと)がわからないけれど、とにかくかっこいい16を含む「ブライト・ミュージック」の、確かな作曲技術にも脱帽です。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559128 |