ルートヴィヒ四重奏団
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ベニー・グッドマンやアーティ・ショウを始めとしたジャズ・プレイヤーからもこよなく愛される楽器『クラリネット』。1700年頃にドイツの楽器製作者J.C.デンナーがフランスの古楽器「シャリュモー」を改造して作ったとされていますが、正確な製作年代はわかっていません。しかしそのまろやかで魅力的な音色はモーツァルトを始めとした作曲家たちに愛されたことで、数多くの名作が生まれました。このアルバムには古典派からロマン派にかけての名作の聴きどころばかりを収録。モーツァルトの友人、シュタッドラー等、当時の名手たちの見事な技術も伺える技巧的な作品の数々をじっくりとお楽しみください。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578174 |
最晩年の作品であるということも共通するブラームスのクラリネット五重奏曲は、モーツァルトのそれと並んで双璧をなす、作曲者の到達した至高の境地を示す作品として高く評価されています。しなやかでコクのある弦楽器群と、まろやかでほのかに明るいクラリネットの音色が紡ぎだす音楽は極めて柔和で、聴くものの胸の中に静かに、そしてどこまでも入り込んできて、この上ない感動を与えてくれます。なんと優しく深い音楽なのでしょうか。一方、弦楽四重奏曲第3番はまだまだ枯淡の境地に達する以前の作品で、ブラームスの3曲の弦楽四重奏曲の中でも、優美さと力強さを兼ね備えた明るさが特に目立った一曲となっています。(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554601 |
ブラームスが初めて弦楽四重奏曲を世に問うたのは、40歳になってからのことですが、自らの納得のいく作品を厳しく追求したため、当番収録の2曲以前に何と20曲以上もの四重奏曲を作っては破棄!したといわれています。このように満を持しての登場なだけあり、さすがにブラームス的な渋みとコクは満点です。ほぼ同時期の作品ながらも、シンフォニックな面持ちがあり、暗い情熱が激しく沸き上がるような第1番、より線的な書法が目立ち、優美で柔和な情緒が感じられる第2番と、楽想がきっちり棲み分けられていることからも、作曲者の充実ぶりがうかがえます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554271 |
フランクという作曲家は、大器晩成の見本のような人物で、68年の生涯のラストの約10年に傑作を集中生産します。ピアノ五重奏曲もその時期の作品で、同じメロディーを全曲に渡って使う「循環形式」というフランク得意の手法で書かれています。ショーソンは、フランクを師と仰ぎ、手法などの点で影響を受けつつも独自の繊細な世界を描きました。弦楽四重奏曲は彼の謎の事故死(自宅の門柱に自転車でぶつかって死んでいた)によって未完成となった作品で、厳格さと叙情性の気高き融合が深く静かに胸を打ちます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553645 |