ラルテ・デラルコ
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(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7713 |
イタリア、バロック期に活躍したヴェラチーニ。奔放な性格で知られ、宮廷でのいざこざが絶えなかったなど様々なエピソードが伝えられています。しかし作品は端正で簡潔な書法に拠って書かれており、ヴェラチーニ自身が卓越したヴァイオリニストであったため、華麗な技巧に彩られたヴァイオリン曲が数多く残されています。このcpoのシリーズは、ヴェラチーニの「序曲と協奏曲」の全てを録音することを目的に始められており、代表作であるヴァイオリン協奏曲を中心に序曲(シンフォニア)とトリオ・ソナタを散りばめた様々な作品が収録されています。この第2集では、作品番号をもたない1716年作曲の2曲の序曲、ハ長調のソナタと、1721年に書かれた作品番号第1番からのト短調のソナタ、ヴァイオリン協奏曲を収録。祝祭的な音色を持つ序曲は、ヴァイオリン曲よりも更に華麗であり、ラルテ・デラルコの表現豊かな演奏がヴェラチーニ作品の魅力を引き立てています。(2019/11/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555220-2 |
フィレンチェの薬剤師の息子として生まれたヴェラチーニは、なかなか血気盛んな人だったらしく、ある時歌手たちとの論争に巻き込まれ何と3階席から飛び降り、その時のケガが元で一生足が不自由になってしまったほどでした。そのせいか「頭がおかしい奴"capo pazzo" 」とあだ名されたりもしましたが、彼自身がヴァイオリンの名手だったこともあり、その作品は非常に聴き応えのあるものとなっています。彼はイタリアだけでなく、ドレスデンやロンドンでも活躍し、ヴァイオリンを演奏したり自作の歌劇を発表したりと充実した人生を送ったようです。そんな彼の作品を名手フェデリコ・グリエルモとラルテ・デラルコの自由自在な演奏でお楽しみください。CPOレーベルでは久しぶりとなるSACDハイブリッドの高音質録音も魅力的です。(2009/10/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777302-2 |
イタリアの代表的なバロック・アンサンブル「ラルテ・デラルコ」とフェデリコ・グリエルモによる珍しいバロック・オペラの登場です。この作品「ディリンディーナ」のお話は、もともと歌劇の間奏曲として書かれた短い作品です。新進女性オペラ歌手と、その音楽教師(彼女に片思いしている)。全く練習する気のない彼女の元にデビューの話が舞い込みますが、その話を持ち込んだ彼女の恋人(実はカストラート)に、音楽教師が激しくやきもちを焼くというわけで、これらの微妙に食い違うやりとりが楽しい作品。本編の重厚なオペラの幕間劇として、聴衆を楽しませるのにとても役立つものでした。とはいえ、ローマの検閲官はこの作品の歌詞があまりに風刺的であると考えたそうですが。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777555-2 |
イタリアのオーボエ奏者で作曲家のプラッティ。彼が活躍した時代はバロックから古典派の端境期であり、チェンバロからフォルテピアノへと、鍵盤楽器が発展した時期でもありました。彼の鍵盤楽器のための作品には強弱記号は記されていませんが、曲の中には、当時のチェンバロの音域では出せない音が書かれているものがあり、発明されたばかりのフォルテピアノのための作品である可能性も否定できません。どれも定型的な3楽章形式を採りながら、作風は独創的であり、イタリア風の歌心溢れる心地よい旋律と、技巧的なパッセージが用いられた作品に仕上っています。独奏を務めるのはイタリアのオルガン、チェンバロ奏者ロベルト・ロレジャン。ハーグ王立音楽院でトム・コープマンに師事、知られざる作品の紹介に力を注いでいます。フェデリコ・グリエルモ率いるイタリア・バロック作品のオーソリティ、ラルテ・デラルコの流麗な演奏も聴きどころです。(2020/11/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555219-2 |