ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニー管弦楽団
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NAXOSレーベルにも多くのCDがある若手作曲家、カーソン・クーマン(1982-)の作品集です。アメリカで活躍する彼は、まだ32歳の若さにもかかわらず、既に数百もの作品を発表、それらは独奏曲から、オペラ、オーケストラ作品までと本当に多岐に渡っています。また彼は優れたオルガニストでもあり、現代曲のレパートリーを中心に各地で演奏会を行っています。このアルバムには歌曲集「美を歩く」と3曲の協奏曲、管弦楽作品が収録されていて彼の才能を存分に堪能することができるものです。メアリー・ハンター・オースティンの詩を用いた「美しさの中を歩く」は、ネイティブ・アメリカンの文化を継承した、大いなる自然を賛美する歌が歌われます。うって変わって「協奏交響曲」は古典的な形式が用いられた輝かしい作品です。牧歌的な「光の交響曲」、スコットランド、ナイジェリア、アメリカ、それぞれの民謡を用いた「民謡幻想曲」も秀作です。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25117 |
相変わらず作品数の多すぎる、アメリカの若き作曲家クーマンの最新盤です。今作は、米国のマサチューセッツ州ケープ・コッドの南30マイルに位置する、素晴らしい景観を誇るナンタケット島を題材にした組曲を中心にした興味深い1枚です。クーマンはこの作品を仕上げるのに7年の歳月を要し、移ろいゆく美しい景色と風、海の色までを曲に閉じ込めたのです。抒情三重奏曲や、フライング・マシーンは直接の関係こそ示唆されていませんが、やはりこの「ナンカケット」絡みであろうことは、曲の色彩感などから容易に想像されることでしょう。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559655 |
チェコの作曲家、マルティヌーの知られざるピアノ作品集を全て録音するという快挙を成し遂げたNAXOSですが、どうせならマルティヌーのピアノ協奏曲も全部お聴きいただく計画を立てています。このアルバムには2つの協奏曲と1938年に作曲されたコンチェルティーノを収録。どの曲も印象主義と原始的な躍動感が絶妙にブレンドされた個性的な音楽です。演奏はおなじみコウクル。マルティヌー研究家でもある彼の表現は、作曲家の友人であったフィルクシュニーの演奏と並び、スタンダードな形として後世に残ることでしょう。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572206 |
あまり聞いたことのない曲のCDを再生する時に、何だかわくわくする人も多いでしょう。このマルティヌーの曲は、タイトルからして胸がドキドキしませんか?もちろん最初の音が飛び出してきた途端、魅惑されてしまうことは間違いありません。まるで鐘の音のように光り輝く音の粒、溢れる躍動感。そして未知への不安感。それら全てがきちんとおさまっています。この曲は1956年に完成、マルティヌーではおなじみのピアニスト、フィルクシュニーと、ストコフスキーに拠って初演されています。第1番の協奏曲は1925年に書かれたもので、とても聞きやすい作品。難解さはほとんどありません。バロック風の味わいを持つ終楽章がチャーミングです。1934年に書かれた第2番の曲は第1楽章の堂々とした開始部も見事ですが、終楽章での超絶技巧は息がとまるほどの驚きを与えてくれることでしょう。(2011/01/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572373 |