アストゥーリアス交響楽団
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「アランフェス以外の」ロドリーゴの素晴らしさを大いに紹介する当シリーズ、今度はフルート協奏曲である「田園協奏曲」の登場です。名フルーティスト・ゴールウェイのために作曲されたということもあり、独奏パートは相当に技巧的に書かれており(冒頭の囀りのようにせわしい、第1楽章の第1主題は象徴的)、最も聴きごたえのあるフルート協奏曲の一つといっても過言ではありません。第2楽章の染み入るような旋律美もロドリーゴならでは。また「管楽合奏のためのアダージョ」も素晴らしい佳品。静と動の対比が見事なのですが、動の部分の打楽器の用法の巧みさには、うならされます。(2004/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557801 |
知られざる「コンチェルト・メーカー」としてのロドリーゴの姿が明らかになる当シリーズ、今回はハープの登場です。優れた器楽奏者が、楽曲の誕生に一役買うことは珍しいことではありませんが、この「セレナータ協奏曲」の場合は、同郷スペイン出身のヴィルトゥオーゾ、ニカノール・サバレタの存在がありました。名技が発揮され、南国的な明るさに満ちた両端楽章、憂愁漂う中間楽章と、ツボの押えられた名曲となっています。またあの「アランフェス協奏曲」のハープ版編曲も、彼のために書かれました。あまりにギターの印象が強い曲ですが、典雅な味わいの増したハープ版も大変に魅力的です。(2006/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555843 |
スペインのギター音楽を語る上で、外すことのできないロドリーゴ。まずは有名な「アランフェス協奏曲」を思い出す方も多いでしょうが、それだけではなく、生涯にほぼ200曲に渡る様々な作品を書いています。オーケストラ曲あり、器楽曲あり、声楽曲あり。この2枚組にはそれらの中から厳選の22曲が収録されています。そんな彼自身は優れたピアニストであり、ギターは演奏しなかったというのも、ちょっとしたトリビアでしょうか。86ページに渡るブックレット(英語のみ)には、詳細な彼の生涯が記されています。偉大なる20世紀の作曲家の足跡を辿ることができる貴重な2枚組です。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558204-05 |